家出少年救出事件簿

本日は、「サブウェイ123激突」の完成披露試写会でした。

その帰り道。
駐車場から我が家に帰るちょいと暗い道で、小学生二人に声をかけられました。
「このあたりで無料でご飯が食べられるところはありませんか?」
と。
「は?どうしたのこんな時間に?どこからきたの?お金は?」
すると二人は
「親が出張していてお金をおいていってくれなかったので困っている」
どこからきたの?といってもふたりははっきり話さない。

「おねえちゃんち、サークルKだからなにか食べ物あげるよ。」

といったのですが「サークルKはいった。でもお金がないから・・」の一点張り。

「じゃ、いいです。」と二人は南のほうにあるいていったのです。

ちょっと気になったので、サークルKのバイト君にきいたところ
「懐中電灯を探していた」「1000円札をもっていた」
との情報。
ますます彼らの行動がわからなくなり、家に帰って友人(ウニ)に電話してみた。

友人夫婦は「少年窃盗団かも」「家出かも」と・・色々考えてくれて結果、
通報したほうがいいと言うことになり警察に電話。

すると、警察も、「それって9歳くらいの男の子ですか?」と聞いてきた。
いま、サークルKさんからも通報がありまして、両親からも捜索願が出されています。

ということで、すぐに、サークルKに行ってみると二人が戻っていたのです。

バイト君曰く、私を訪ねてきたというではないですか。

どうやら頼られてしまったようです。

警察が来る前に二人から事情を聞こうとおもっていろいろ聞き出してみた。
もしかしたら虐待とかで家に帰りたくないとかかもしれないしね。
お腹もすいているなら何か買ってやろうか?というと

「眠い。寝させて欲しい。」
もしくは「歩けないからお家まで送って。」

というのです。

いやはや、どうしたもんだ。

警察がきたとたん、二人は逃げ出してしまい・・

初老のおまわりさんが、「お母さん心配しているぞ」
とさけぶと、1人が、「心配しているの?」と反応し、
すんなりパトカーにのり、お家に帰っていきました。

どうやら学校で悪戯して、叱られ先生が両親に見せなさいという手紙をみせたくなくて、友人同志で家出を決意したらしい。

それにしても、「懐中電灯をさがしている」といっただけで
「家出」とひらめいた友人の夫もすごいね。
どうやら子供の頃に家出経験があり、懐中電灯を手に野宿したとか。
何事も経験だ。

なんとか人助けになってよかった。

彼らは、いまごろどうしているかな・・

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