金髪のジェームズ・ボンド=ダニエル・クレイグ

007  21作目 慰めの報酬
1月24日公開です。

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マーティン・キャンベル監督作『カジノ・ロワイアル』から007の雰囲気は随分変わりました。
前のピアーズ・ブロズナンはフェロモン全開だったため
ダニエル・クレイグになってとてもスタイリッシュになったと思います。
濡れ場(死語?)は少ないので、おじさまたちには物足りないかもしれませんが、怒濤のアクション攻めでエンタテイメント感たっぷり!
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回の監督マーク・フォースターは007のファンではなかったんですよ。しかし、前作がジェームズ・ボンドのキャラクターに焦点を当てていた事に感銘を受
け、彼は『慰めの報酬』の監督を務める事にしたそうです。人間ドラマを得意とする彼ならではの受け止め方をしているのも興味深かったです。
スキンヘッドが監督ですが最初は俳優かと思いました。

07シリーズにはメインタイトルバックにテーマ曲がかかるのですが、『慰めの報酬』では007史上初のデュエット曲が起用されているのだ。タイトルバックに女性のシルエットが登場し、砂と炎をイメージしたクールでスタイリッシュな映像がカッコイイよ。

メインのボンドガールはウクライナ出身のオルガ・キュリレンコ。
ボンドガールもダニエル版になってから、イメージが変わりました。
今回のキュウリレンコちゃんもボンドと対等にアクションに挑戦しています。

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レッドカーペットで着用していたドレスは「シャネル」
ファンサービス熱心すぎて後ろ姿しか写せなかった(涙)

映画の中での衣装はGUCCIのディレクターだったトム・フォードが手がけています。
ハイウエストで切り替えたジャケット類がダニエルの引き締まった体にとても似合っていますよ。
キュウリレンコちゃんがプラダのドレスを着てハイヒールを手に持ち枯れた歩道を歩くシーンが印象的でした。

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