エディットピアフ〜愛の賛歌〜

世界中の誰もが知っているシャンソン界の歌姫
エディット・ピアフの生涯を綴った物語が誕生しました。

本国フランスでは10人に一人はみたという大ヒットを放ってます。

ピアフは第一次世界大戦のまっただ中、大道芸人の父、ストリートシンガーの母の下に生まれます。
やがて、祖母の経営する娼婦館にあづけられ幼年期を過ごすのです。
16の時に自立した人生を送るようになり、母と同じく路上で唄っていました。その時目をつけたのが名門クラブのルイでした。その時にルイつけた彼女の芸名が「ピアフ=雀」です。
この瞬間に歌姫が誕生していきます。

時代を交錯させた演出がよかった。
それはピアフが昔の事を断片的に思い出すようだった。
ピアフの心の中に生きていた感情の旅のようなもの。

初めて大きな舞台に立ったときの喜び、娼婦館のティティーヌに愛されたこと、信仰深くなったその理由。恋人達や仲間との語らい、厳しいレッスン。
中盤は彼女の人生の一番強烈な次期
世界チャンピオンボクサーの マルセル・セルダンとの激しい恋と死。彼はピアフに会うためNYからパリへ戻ろうとした時に飛行機事故で死んでしまいます。
これがあの名作「愛の賛歌」が誕生したきっかけとなったのです。

試合のシーンも印象的だったな・・ボクシングのBGMがシャンソン!あんなに美しい愛のあふれている試合シーンは観たことがない。

ピアフを演じたマリオン・コティヤール。フランス人女優。
Taxiシリーズのあのこ?!え〜!!
さすが女優です。
もうその演技力には驚きましたよ。

16歳の路上で歌うピアフから
47歳でこの世を去るまで見事に演じきりました。
最期の3年のピアフは肝臓を痛め、歩くのも精一杯で弱々しい。
髪の毛もハゲかかっている。
これはだたの老けメイクではありませんでした。
別の人が演じているのかともおもったほど素晴らしい演技でした。
今夜彼女の主演作「プロヴァンスの贈りもの」を観ようと思います。

常に孤独、奔放に生きるほど強靱さをもてなかった。ステージにたつこともふるえるほど繊細な神経の持ち主。卑屈で強がり。だから名を成して傲慢になりイエスマン以外の存在を認めなかったピアフ。そんなピアフの人生を愛おしくおもいました。

愛の賛歌、バラ色の人生、ミロール、水に流して・・世界で歌い継がれている名曲と共に140分。見応えある作品です。

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