『顔だけじゃ好きになりません』舞台挨拶で「名古屋ラブです」宮世琉弥さん

大ヒット上映中の映画『顔だけじゃ好きになりません』の公開記念舞台挨拶が15日、名古屋ミッドランドスクエアシネマで行われ、主演の宮世琉弥さんと耶雲哉治監督が登壇。名古屋の印象や撮影裏話などを語りました。

映画上映後の会場に、劇中の青髪とは異なる黒髪姿で登場した宮世さん。「皆さん、今日は楽しんでいきましょう!」と元気いっぱいに挨拶。

続けて、劇場を見渡しながら観客との距離の近さに驚いた様子を見せる宮世さんに、耶雲監督が「もう少し前に出て、もっと前へ」と促し、宮世さんが客席に近づいて会場を沸かせる場面もありましたよ。

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原作のファンも納得の出来に
ふたりとも手応えを感じている様子

原作は、累計230万部を突破した安斎かりんさんの同名人気漫画。顔が良すぎる最強青髪イケメンの宇郷奏人(宮世さん)と、その“中の人”(SNS運営)を務めることになった、整った顔をこよなく愛するオタク女子の才南(久間田琳加さん)が繰り広げる恋の行方が描かれます。

公開から1週間が経ち。「沼です。一生抜け出せない」「心臓いっこじゃ足りない!」など、SNS上に寄せられる様々な反響に、宮世さんは、「原作ファンの方が見に行くつもりはなかったけれど、見に行ってよかった!」というコメントを見つけ、非常に嬉しかったと明かすと、耶雲監督も「少女漫画原作の実写化映画は、原作ファンが躊躇することが多いので、見に行った人から『思っていたイメージを守ってくれた』と感謝の言葉をいただけるのが嬉しい」と、原作ファンの反応に手応えを感じている様子でした。

手羽先がおいしい名古屋ラブですよ!

名古屋のエピソードを問われた宮世さんは、中学時代に名古屋城を訪れたエピソードを披露。「桜が満開で、今でも忘れられません」と語りました。

監督も3年ほど前に名古屋城で映画の撮影したことがあるそうで、「行ったのは7、8年前?いま名古屋城、新しくなってますよね?印象も少し変わっていると思うので、また桜の季節に行くといいですよ」と宮世さんに勧めました。

今年の名古屋の開花予想は、3月25日から28日なので、4月頃には綺麗な桜と名古屋城が楽しめそうです。

「名古屋ラブなので」と名古屋愛を明かす監督に、宮世さんも「(僕も)名古屋ラブですよ!ホントに名古屋ラブです!だって手羽先がおいしいし、味噌カツや(味噌煮込み)うどんも…」と続け、笑顔に。

青髪への挑戦はプレッシャーでしかなかった…

そして、映画の主題歌「Almond Chocolate」の歌詞にちなみ、「私だけが知っている、#映画顔好き の○○だけじゃない魅力」をPRするため、映画公式SNSで事前に募集した質問にも、答えたふたり。

宮世さんは、役に合わせて青髪に挑戦したことについて「プレッシャーでしかなかった」と当時の心境を吐露。

青髪にしたのは、クランクイン前日の深夜だったそうで、深夜の2時、3時までかかったのだとか。付き添ったという耶雲監督は宮世さんの青髪姿を初めて見た時のことを「想像以上に似合っていた」と振り返りました。

映画監督を目指す宮世さん
監督するならどんな胸キュン要素に?

宮世さんは、将来の夢として映画監督を目指していることを明かし、撮影現場でも積極的にスタッフに質問するなど、熱心に学んでいる様子が語られました。

「もし監督をするなら、どのシーンに胸キュン要素を加えたいか」という質問に対し、宮世さんは原作にある「告白してるんだけど、乗り物が通り過ぎる音でそこだけ聞こえてないっていう」というシュチュエーションを挙げ、「そういうちょっと思いが伝わらないみたいなものが僕は好きなので、組み込んでみたいです。」と明かしました。

撮影前には、しっかりとリハーサルを組み、舞台稽古のような時間を過ごした顔好きメンバーたち。ところが、ラストシーンは敢えてリハーサルをせずに撮影に臨んだという耶雲監督は「積み重ねてきた心情をフレッシュな気持ちで表現してもらいたかった」と説明しました。

30着以上の衣装を着こなした宮世さん
その中でのお気に入りは?

映画の中で着用した衣装については、宮世さんは最後のシーンで着用していた白いシャツがお気に入りだとコメント。リンクコーデなど衣装には細かいこだわりや小ネタが散りばめられていることが紹介され、耶雲監督は「そういうところも見ていただけたら嬉しい」とアピールしました。

宮世さんは、Instagramに投稿する用の写真撮影も行ったため、劇中に出てこない衣装もたくさん着用したそうで、その数は30着にも及んだのだとか。

最後に、耶雲監督は「推しを推すことは、それ自体が尊くて素晴らしいというテーマも入っています。ぜひ映画を観てもらって、皆さんの『好きだな』と思う気持ちを堂々と大きな声で公言してもらいたい」とメッセージを送り、宮世さんも「好きという気持ちを全力で伝えるのが、すごくかっこいいことなんだよって教えてくれる作品。(一粒で2度楽しめる)アーモンドチョコレートのように、2種類のトーンを楽しめる映画になっているので、ぜひ何度も何度も噛み砕いて味わってください」と作品をアピールして締めくくりました。

舞台挨拶は大盛況のうちに幕を閉じ、観客は映画の余韻に浸りながら会場を後にしている様子でした。映画『顔だけじゃ好きになりません』は大ヒット公開中です。映画館でぜひ恋のドキドキを体感して下さい。


舞台挨拶MC 映画パーソナリティー 松岡ひとみ
取材・文 にしおあおい(シネマピープルプレス編集部

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『顔だけじゃ好きになりません』作品データ

【あらすじ】整った顔をこよなく愛するオタク女子・才南さな(久間田琳加)の推しは、 学校一顔が良い青髪男子・奏人かなと先輩(宮世琉弥)。
ついに校内で推しとの遭遇を果たすが、授業をサボりすぎて退学寸前の先輩から思わぬ依頼が……!
学校公式アカのフォロワー10万人達成を条件に、先輩の退学が撤回されると知り、 自分が“中の人”だとバレないよう、この極秘ミッションに挑む才南だったが……。
先輩から、ハグやキス未遂……予想外の行動が⁉⁉

監督:耶雲哉治 脚本:三浦希紗
原作:「顔だけじゃ好きになりません」安斎かりん(白泉社「花とゆめ」連載)
音楽:遠藤浩二
主題歌:「Almond Chocolate」ILLIT(Polydor Records)
出演:宮世琉弥 久間田琳加
中島颯太(FANTASTICS) 米倉れいあ
配給:アスミック・エース 
Ⓒ2025『顔だけじゃ好きになりません』製作委員会
●公式サイト:https://kaosuki.asmik-ace.co.jp
●公式X:https://x.com/kaosuki_movie
●公式Instagram:https://www.instagram.com/kaosuki_movie/
●公式TikTok:https://www.tiktok.com/@kaosuki_movie

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