映画・“マイ・ブラザー”

今、試写からかえりました。ウォンビンの新作です。ブラザーフットの続編じゃないですよ、でも内容はきっとタイトルからわかりますよね〜。そう、男兄弟のお話です。
兄は顔に傷害をもって生まれたため、父に捨てられてしまったの。母はそんな兄を不憫に思い溺愛する。年子の弟は、そんな二人をみながら愛に飢え、ひねくれ者になってしまうのね。そして物語はいきなり高校生の兄弟編に突入。二人が高校にあがるけど、手術ばかりの兄は弟と同学年。勉強に励む兄とは対照的な弟はケンカっぱやい番長。
ある日、他校のマドンナの取り合いで同じ学校の不良とケンカする弟。そこにひ弱なあにがなぜか止めにはいる。相手に大けがを負わせた二人は担任に呼び出しをくらう。そのあたりから少しずつ心が通い合っていくのです。素直になれない弟は心に思っていることとは反対の言葉を兄に浴びせ毎度、反省。でも母は相変わらず兄を溺愛するので兄は学校で八つ当たり三昧。ある日弟がつき合うことになったミリョンのことを実は兄も密かに思っていたこと知り、突然恋人解消する弟。この弟君は母のため、兄のためとおもったことがすべて空回りするのだ。そのあたりのウォンビンの演技が上手い。兄弟とまわりの人達の関係の描写がもう少し厚めのほうが物語に深みを増すのに。でも、ラストはベタな展開にもかかわらずわたくしは、声が出るかと思うくらい泣いちゃいました。ハハハ・・・。ウォンビンが自分のおとーとに重なってしまったのかしら。
おかあさん役は「冬ソナ」に出ている人らしい。(冬ソナは二話しかみていないので確認してません)
配給会社さんに、マイブラザーフットっていつもギャグっているのでついつい、今回のタイトルを書くときにマイブラザーフットと書いてしまった私・・。紹介するときは間違えませんから〜。
*ちなみにブラザー・フットとマイ・ブラザー(ややこしい)は同じ配給会社です。

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