念願かなって名古屋出舞台挨拶。




どこにでもいそうな平凡な教師が、どこにでも起こり得る問題について過剰に悩みつつ、独自の教育理論によって解決していく様を描いたドラマ『鈴木先生』。昨年4月よりテレビ東京系列にて放映され、数々の賞を総なめにした伝説のドラマが、ついに映画化されました。実はこの映画平均視聴率2%という低視聴率だったにもかかわらずコアなファンの熱い声に支えられていたんですよ。

監督は愛知県刈谷出身の河合勇人。「踊る大捜査線」シリーズのチーフ助監督として活躍し、本作が長篇映画3作目。

主演は日本で一番綺麗な指をもつ俳優、長谷川博巳。そう、あの「家政婦のミタ」で優柔不断なお父さんを演じた俳優さんです。彼は20120年最低視聴率と最高視聴率のドラマを経験。どちらもハマリ役なのですが、TVドラマ「鈴木先生」は初主演なので,映画化にもなり生涯忘れられない作品となりましたと語ってました。鈴木先生は心に残る名台詞が沢山出てきますがその一つ、「人は常に誰かを演じている」という言葉がグッときた。嫌なことがあっても”演じていると思えば少し気が楽になれるよね。


タイトルの念願かなって〜というのは10年来の知り合いで友だちである河合監督と初の彼の地元での舞台挨拶が実現したこと。

助監督のころから、いつか一緒に舞台挨拶したいね、インタビューさせてね〜と話していたのがやっとこさ叶ったわけです。河合.jpg

一緒に、「味噌煮込み」も食べたしね。

そうそう、長谷川さんともご一緒させてもらって、味噌煮込みの食べ方を伝授。気に入っていただけたので、お土産に味噌煮込み生麺をあげました。

食べてくれたかな〜??

ランチ、楽屋とインタビューの合間、監督と長谷川さんとおしゃべりしてましたけど、2人とも映画好きで真面目(笑)


最近観た映画、オススメ映画を語り合ったり、

鈴木チルドレンが「悪の教典」「桐島〜」にでてたねって話やら

真面目にこの映画はどうしたら当たるか!?とか話が弾んで

インタビューの時なんか聞くことなくなっちゃってこまったw

舞台挨拶では、長谷川さんは鈴木先生のファッションで登場。

出のところでわざと転んで登場し大爆笑。

最後も劇中の先生そのものでなにやら叫んでましたw

鈴木ファンばかりの舞台挨拶だったせいか

とにかく笑いがいっぱいのステージでしたよ。

楽しかったな♪鈴木先生.jpg


鈴木先生の妄想と独り言がユニークで社会派ドラマでありながらクスッと笑える異色の学園ドラマ。先生達が狭い喫煙室で、息抜きする姿や、生徒達の日常会話がとてもリアル。ささいな問題を深く掘り下げていくドラマは類を見ないと思います。だって日常はささいなことばかりじゃない?そんな小さなことだけどすごく悩んだり、笑ったりとそれが人間の本来あるべき姿なのだと思います。

鈴木先生は1月12日公開。

ぜひご覧ください。

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