吉田大八監督、清水くるみちゃんにインタビュー

吉田大八監督、清水くるみちゃんにインタビュー

「桐島、部活やめるってよ」のキャンペーンで
ラッキーブランチ!と個別インタビュー
ラッキーブランチでは右から3番目が清水くるみちゃんラッキーブランチ7/27.jpg
この映画は今年ベスト10にはいる好きな映画です。
あ、何度も紹介してますねw
清水くるみさんは現役高校生で17才
愛知県出身。
17才の女優さんは今までなんどもお会いしてますが、
清水さんほどお話しがしっかりできる方はあまりいなかった。
とにかく存在感有り、しっかりしているんです。
だから何をふっても答えてくれるしインタビューアーとしてはとても助かりました。
桐島.jpg
吉田監督は、1度会いたかった監督の一人
クヒオ大佐
附抜けども〜
パーマネント野ばら
どれもこれも淡々と物語が進行するのだけれども、ワンシーン毎に独特の印象を残し
観た後にもう一度観たくなる、麻薬のような作風なのです。
本編で映画部メガネ男子(ヘタレ?)前田は監督の学生時代そのものですか?と失礼なこと聞いちゃったかな。
映画部の前田(神木隆之介)が撮影に挑んでいるのは「生徒会リビング・ザ・デッド」そうです、ロメロのゾンビ〜をリスペクトした作品。監督はゾンビは撮ったことないけど、もし撮ったらくるみちゃんは出たい!といってましたね。
ワークショップ形式のオーデションで監督はキャスト1人1人と面談し、彼女たちの本音をききだしたそう。くるみちゃんはその時友人やらと人間関係に悩んでいたときらしく、監督の前で思わず泣いてしまったとか。そんな純粋でまっすぐなところが監督の目にとまったのでしょうか。
桐島、部活やめるってよ


とある田舎の高等学校。誰もが憧れ一目置く学園のヒーローで、バレー部キャプテンの桐島が、ある日突然姿を消してしまいます。

生徒の誰かが言った「桐島、部活やめるってよ」の何気ない一言が若者たちの学園生活に、ゆっくりと波紋を広げてゆく青春群像劇。こんなに刺激的でミステリアス、かつリアリティのある学園ドラマは今までみたことがありません。とにかく面白くて何度も繰り返し見たくなる作品です。

桐島不在によって、各登場人物のキャラクターや人間関係がうかびあがり、高校生たちの日常の裏側に潜む深層心理を描きかたもウマイ!

桐島って誰?桐島ってどこにいるの?と観る側まで巻き込み登場人物さながら最後まで「桐島」に振り回されてしまいます。部活への情熱、片想いの恋、そして様々なコンプレックスを抱えた十代の日常はとてもリアリティがあり、自分の青春時代の記憶が蘇りました。


8月11日全国公開。


おいしい映画祭

アーカイブ