この一週間忙しくて、ブログを書く暇がなかったのでLAURAのお休みは、ちょうどよかったかな。
忙しい=ネタは盛りだくさんなので、順にあげていきます。
2月7日に伊勢谷友介監督が来名。
あしたのジョー以来の再会になるかな。
とてもハイテンションで、あ〜松岡さん久しぶりだね〜元気??というノリで取材室に入ってきた監督。
話も面白くて、映画の話からすぐに脱線してしまうので
引き戻すのは大変(笑)だけど、サービス精神旺盛でステキな人なのです。
監督第一作「カクト」では舞台挨拶やインタビューをしていないので
舞台で紹介するとき「伊勢谷友介監督です」と呼び込むのは初めて。
監督と呼ばれることに関して違和感はある?と聞いたところ
撮影現場で呼ばれていたので慣れたけど、自分が俳優で現場にはいったとき
戸惑ったことはあったとか。
舞台挨拶はいつもほとんど打ち合わせはなしなのですが、
監督が困っていたのは「名古屋の印象について」。
最近、わたしはあまり俳優さんたちに名古屋ネタは聞かないことにしているのだ。
昔みたいに、泊まることもなくすぐに仕事が終わると名古屋を飛び立つのと、仕事中は名古屋の街を探索スル時間もないから印象は食べ物しかないからです。
ということで「名古屋ネタ」はやめることにしたのですが。。
舞台挨拶でノリノリで話が弾んだ後半に、「いつも聞かれて困ることがあるんですよ」と
オープンに悩み相談?!
「なんですか?」
「名古屋の印象」
「昨日も福岡で聞かれてこまって、なにもないっていっちゃった」
それでいいんじゃないですかね。
監督らしいとおもうし、、、なんて
ほんとに、ざっくばらんすぎるくらいのトークになったのですがw
「あっ、東京で寅釜っていうひつまぶしをよく食べるから、東京で名古屋のことをおもってますと
これから言うことしよっと。」
と、まぁ自分でつっこんでまとめた監督でした。ほんと面白い。
サービス精神旺盛といえば、舞台挨拶登壇したときにコートを着てきたんです、
そのポケットにはケイタリングのお菓子がいっぱいはいってたの。
直ぐさま、「そのポッケのお菓子はなに?」とつっこんだら
「あ、これ?いまからみんなに配るんだ」と
客席にむかって投げ出したのです。。
ながく舞台挨拶の司会をしていますが、歌舞伎役者の千秋楽じゃないんだから
お菓子を客席に投げた人は初めてです!
もっといろいろ話したかったな。
映画「セイジ 陸の魚」
は監督のオモシロイメージとは真逆で、哲学的。
人が人を癒すことの難しさ、不器用にしかいきられない他社との関わりを描いた作品です。
西島秀俊は黒沢清映画に出ていた頃の映画人らしい演技をみせ、
森山未來はこの映画のナビゲーター。観客は彼の視点からセイジやまわりの人を見つめていく。
森山さんの演技もよかった。
他にも新井浩文、渋川晴彦、滝藤賢一など個性派映画人が勢揃い。
監督にとっても大好きな俳優陣だそうです。
俳優業も忙しいけど、
監督の才能のある方なのでぜひとも次回作も期待してます。
2月18日からセンチュリーシネマにて公開