矢口監督最新作ロボジー 岐阜キャンペーン

ウォーターボーイズ、スイングガールズ、パッピーフライトなどいつも独自の切り口で、笑いを届けてくださる矢口史靖監督。

ハッピーフライト以来なのでお久しぶりです。
あ、松岡さん・・今回もおせわになりま〜すとぼそりと挨拶する監督
そうそう、この感じ大好きなんだよね。
3年も会っていないのにその時間を一瞬で縮めちゃう人。

最新作はジジィとロボットをテーマにしたコメディ。
監督が昔ロボットを観たとき、ロボット中にジジィがはいっていたらおもしろいなと思ったのが発想のきっかけ。ハッピーフライトの前にアイディアを思いついたというから、5年越しになるのかな。
楽屋.jpg
ロボット博を目前に、開発中のロボットが壊れてしまい、追い込まれた家電会社の3人組、オーデションで中に入る人を選び、見事抜擢されたのがおじいちゃん!
なんとかロボット博はおじいちゃんをいれてごまかすのですが・・
ロボットに恋する風変わりな女の子のサイドストーリーも矢口監督ならではのラブストーリー。
ロボットオタクは吉高由里子。
監督曰く、この映画の中で一番苦労したのは吉高さんだったと。
「彼女、変わってますよね〜会ったことアリマスよね。変わってません?」
と楽屋でぼそり。
いやいや、矢口監督の選ぶミューズはみ〜んな上野さんや綾瀬さんといいい天然キャラじゃないですか(笑)
ティーチンの時も子供からの質問で「苦労した点は?」ときかれ
すかさず「吉高さんですかね」と。撮影中にどうもやりすぎちゃうとこもあるらしく
でもそれが逆によかったこともあり、すごく観察しがいがあったとのこと。
な〜んだ監督楽しんだのね。
ロボットの中にはいっちゃうのは、五十嵐信次郎さん。
70才こえての映画初主演。
五十嵐さんは、もうひとつの名前をもってまして、
そうです!ミッキー・カーチスさんなのです。
潮風.jpg
(これは実際撮影につかわれたニュー潮風。
今日は中には誰も入ってませんw
30キロもあるんです。視界も狭いしほんとにはいるのは大変だと思います。)
さて、70過ぎてもカッコイイミッキーさんですが、
劇中では偏屈でワガママ、そしてステテコやらブリーフ姿で登場しますよ。
どこからどうみても、そこらへんにいるおじいちゃん。
でも実際のミッキーさんはどこからどうみてもロカビリー、ファンキーな人でした。
楽屋では、「ガイコツ」キャラクター好き同士、気があってしまいまして。
S・マックイーンの指輪とかキーホルダーをみせると
ミッキーさんは、バックルのスカルをみせてくれたり。
地方巡業の楽屋は、司会も同じ部屋なのでこんな会話もできちゃって
仲良くなれるのです。
モレラ岐阜は上映前なのであまりネタバレ出来なかったけど、
カラタン=カラフルタウンのTOHOシネマズ岐阜では、上映後なので、
お客様から質問をとってのティー・チンとなりました。
子供たちの鋭い質問、素直な質問、記者さんからはでないような質問もあり、お二人も大満足だったと思います。
ティーチン.jpg
主題歌は「Mr.ロボット」。
五十嵐信次郎さんがカバーしているのですが、
舞台挨拶の去り際に、ワンフレーズ歌ってくれるなど
サービスもありました。
ロボジーは、ほんとに楽しい映画です。
この映画をみたあとは、ロボットをみると中にジジィがはいっているとしか思えなくなりますよ。
1月14日から全国公開。

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