映画・スィングガールズ

108_0805楽しくなければ映画じゃない。そんな明快な映画スイングガールズ!今や青春映画のお手本となったウォーターボーイズの矢口しのぶ監督の最新作。無気力に毎日をぼんやりと過ごす女子高生達が即席でビックバンドスィングガールズを結成することになるけど、最初は全くやる気なし。一難去ってまた一難〜やがてメンバーは音楽に目覚めてついに学生音楽祭出場を目指すのです。笑って踊れてちょっぴり泣ける。矢口純度100%心ウキウキ気分爽快な青春ムービーは、何度観ても楽しめるオイシイ映画なのです。
女子高生が演奏し終わって「なんが、いぐねぇいぐねぇ?」っていう山形弁がかわいい。CMでもつかわれてるべ。山形弁はこの映画のために作られたのではないかとおもうくらいマッチしてる。山形弁のリズムもいいのかな。映像も矢口印が盛り沢山で、一瞬フリーズする映像などヴィジュアルも楽しめる。・キャストは1000人を超えるオーデションから選ばれたガールズで主役は「チルソクの夏」「ジョゼとトラと魚たち」テレビは「オレンジデイズ」の上野樹里ちゃん。平岡祐太君は&ア・ボーイということで男の子一人がんばっている。妻君に似ているよ。大人陣は白石美帆が先生役ですごい山形弁が上手い!そして今回も竹中直人がコーチ役だけど・・・へなちょこぶりがいいのだ。ラストの演奏シーンは鳥肌が立った。映画さながらみんな3ヶ月間猛特訓したそうです。そんな彼女たちを観ていた矢口監督も感化されてティナーサックスを購入〜!樹里ちゃんhと二人で全国キャンペーンで演奏しているそうで9月3日の名古屋での舞台挨拶でも、監督と樹里ちゃんが名古屋芸術大学オールスターズとコラボレートして、大会場で演奏してくれましたよ。舞台挨拶は二人の息もぴったりで凄く楽しませてくれたよ。108_0811樹里ちゃんはとても元気な高校3年生で移動のバスの中で、天むす、コンパルのかつサンドをパクパク、食欲旺盛な育ち盛りです。ちなみに樹里ちゃんのレパートリーは10曲以上。監督はA列車で行こうのみなので今もジャズスクールに通っているそうですよ♪そうそう、この映画の影響を受けて「名古屋スイングガールズ」が結成されました。といっても公開前に結成されたのは不思議ですが・・まぁ公開前から盛り上がってるってことね。FMダンボの高校生トークジョッキーがメンバーを集め、すでに活動していた高校生ビックバンドに協力を経て誕生したんだって。108_0803監督と樹里ちゃんの舞台挨拶の日に合わせて、TOHO CINEMAS木曽川でお披露目演奏するために、かなり練習を積んだそうです。これには樹里ちゃんも監督も感激!監督自ら彼らにインタビューしてました。
「時間がたくさんある高校生の時にいろんなことやってください」by矢口監督。

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