信さん 炭鉱町のセレナーデ

朝から、号泣だよ。

どうしてくれましょ。
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昭和38年の福岡の炭坑町が舞台、そこで暮らす人々の人間ドラマ。熱っぽい生き方、そして
初恋。素敵な映画でした。
しかし、

話がこんな風に発展していくとは、

思いもしなかったから、もうほんとビックリ。

モニカ・ベルッチの「マレーナ」を思い出した。



年上の女性への思いを軸に、映画は、丁寧に昭和の時代を再現していく。



花火を観ながらスイカを食べる、盆踊りのシーン、

駄菓子屋、薄汚れたランニング。

『みどり牛乳』を始めとする小道具まで。

福岡出身の平山監督は、この映画の舞台となっている時代の経験者。

ファンタジーではなく、あの時代を生き生きと映し出していくのです。

小雪も石田卓也くんも、池松くんも、光石研も大竹しのぶも村上淳もみ〜〜〜んなよかった。

キャストもいいっ。

明日は監督に取材です。

何度も何度もティーチンなどでお世話になっているので

お会いできるのが楽しみ。

さて、本日は12月24日の打ち合わせと、

カン・ジファンのジャパンプレミア舞台挨拶司会に行ってきます。

おいしい映画祭

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