映画ナビゲーター・ヴィトルのびびっとくる映画Vol.77『ベイビー・ブローカー』

ヴィトル
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映画ナビゲーターのヴィトルです。

毎週水曜日は東海ラジオ

大前りょうすけさんの『OH! MY CHANNEL!』の番組内で最新の映画を紹介しています。

最近はほかのコーナーにも出ていますので聞いてくださいね!

 

 

 

 

 

今週の映画は「ベイビー・ブローカー」

今回は尊い命を巡り自分と向き合っていく話題作『ベイビー・ブローカー』を紹介しました。

今作の是枝裕和監督がメガホンを取り全編、韓国を舞台に韓国語で撮影されている韓国映画です。

「物語」

古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われる主人公のサンヒョンは教会の〈赤ちゃんポスト〉に入れられた赤ん坊を職員と手を組み養子縁組に売るベイビーブローカーです。
ある晩いつものように赤ん坊を売ろうと自宅に連れ帰るが翌日、思い直して戻ってきた母親が自分の子が居ないことに気付き警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく「赤ちゃんを大切に育ててくれる家族を見つけようとした」と白状し成り行きから3人で一緒に里親探しの旅に出ることに。
一方、彼らを現行犯で逮捕しようと刑事たちが密かに跡を追っていた…。

実際にある「赤ちゃんポスト」が原案

韓国のとある教会で2009年に〈赤ちゃんポスト〉が設置されて依頼、現在も国内に3つ存在し毎年200名近くの赤ん坊がポストから保護されている現状があります。
この映画は保護された子でもこの世に産まれて来てはいけない”命”は無いんだよ!と物語を通じて説教臭くなく伝えてくれますし、一方で何らかの事情で赤ちゃんを育てられなかった母親が〈赤ちゃんポスト〉を利用せざる追えない事実も描いています。

今作はいろんな人物が登場しどの視点で物語を観るかによって作品の感想がかなり変わると思います。
母親・ブローカー・刑事そして赤ちゃん。

僕は最初、刑事目線でどうして自分の子を捨てるのかな?と観ていたのですが、徐々に母親の心境に触れていくことで目線が変わりどうして我が子を捨てないといけなくなかったのかな?と思うようになりました。
すると見えてきたのはなかなか自分の本音を上手く他人に伝えることが出来ない母親が旅をしていく上で少しずつ本音が言えるようになり、最終的には疑似家族が”本当の”家族を超える素晴らしいシーンに辿り着きます。

そして命と向き合うことは何なのか?を気付かさせてくれます。
是非、この作品を観てご自身とも向き合ってみてはいかがでしょうか?

ヴィトル
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それでは。
また来週〜
チャオチャオ〜

映画『ベイビー・ブローカー』
公開日:2022年6月24日(金) TOHO シネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本・編集:是枝裕和
出演:ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ペ・ドゥナ、イ・ジウン、イ・ジュヨン
製作:CJ ENM
制作:ZIP CINEMA
提供:ギャガ、フジテレビジョン、AOI Pro.
配給:ギャガ

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ヴィトル

広告、雑誌、コマーシャルモデルとして東海地区を中心に活動をはじめ、2009年から中京テレビ『ラッキー!!』でテレビデビューし、タ レント、リポーター、また、映画好きが高じて日本の俳優、ジョニーデップ、クリスプラットなどハリウッドス ターなど映画インタビュアーとして活動の場を広げる。イベントは、バブルラン 、ウォーリーラン、ミニオンズランなどランフェ スのMCをきっかけにDJとしてもデビュー。昨年は「あいちトリエンナーレ」にも参加。

現在のレギュラーは、東海ラジオ 12:25-『OH! MY CHANNEL』内で毎週水曜日映画紹介を担当。
テレビは、 NHK名古屋『まるっと!』レ水曜日レポーターです。
YouTubeは「アイスランドちゃんねる」https://youtube.com/shorts/KBvqfJGOW50?feature=share 出演中

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