6月19日(土曜日)より名演小劇場にて公開の「のさりの島」
“やさしい嘘”が生み出したおとぎ話のような一瞬の時間
天草から“のさり”の風が、あなたのココを包み込む。やさしいひと時を届けます。
ゆったりとした時間が流れる熊本県の天草に、さまよいこんでしまった、オレオレ詐欺の若者。
シャッター街の片隅ではじまった、ばあちゃんとの奇妙な生活がはじまる。
本作は2019年ミニシアターファンの心を捉え大ヒットした、「嵐電」に続く、北白川派の最新作です。主人公には、映画「his」、主演映画「佐々木、イン、マイマイン」にて、第42回ヨコハマ映画祭にて最優秀新人賞を受賞、その後「くれなずめ」「明日の食卓」や大河ドラマなど、話題作への出演が続く藤原季節。ふと“嘘”の日常に溶け込んでしまう、さまよえる若者を好演しています。
オレオレ詐欺の男を孫として迎え、奇妙な生活を送るつかみどころのないお茶目な老女役に、本作が遺作となった名優
原知佐子。そし「おくりびと」の小山薫堂(天草市出身)をプロデューサーに海外でも高い評価を得た「カミハテ商店」の山本お起也監督がメガホンを撮りました。
公開前に、名演小劇場内で山本監督にお話を伺いました。
北白川派について、舞台の天草について、藤原さんの起用についてなどたっぷり!
のさりの島
2021年5月29日(土)よりユーロスペース他全国順次公開予定
Ⓒ北白川派
監督:山本起也
プロデューサー:小山薫堂
出演:藤原季節 原知佐子 杉原亜美
公式サイトhttps://www.nosarinoshima.com/
*のさりとは、いいこともそうでないことも、自分のいまあるずべての境遇は、天からの授かり物として否定せず、受け入れるという、天草の優しさの原点ともいえることば。