今週28日で千秋楽を迎える「五月花形歌舞伎」
お昼の部
男の花道
太刀盗人
母は、前にも書きましたが日本舞踊の師匠を50年ほど。
祖母は常磐津の師匠、叔母は小唄俗曲長唄の三味線の師匠、従姉はむすめ歌舞伎の主宰市川櫻香
そして、従姉たちは地方で鳴り物 小鼓(つづみ),大鼓(おおかわ)を。
そんなわけでわたくしだけアウトサイダーなのです。
母は、子供の頃御園座が遊び場だったので
思わず楽屋に入りそうになってましたw
懐かしそうに、「男の花道」は長谷川一夫のをたくさんみたわ、大川橋蔵のもみた!と
はしゃいでた。
私は、歌舞伎を見るときはイヤホンガイドがかかせないので右耳にイヤホンガイドをいれているのですが、母が左側から説明するので、集中できなくて・・(笑)
男の花道は、お芝居なのでとても見やすく、後半の劇中劇では
旬の市川亀治郎が女形で義太夫「八百屋お七」を踊ります。それはそれは美しく
みごとでね。人形踊りを真似したくなりました。
上方の人気歌舞伎役者である歌右衛門が、数年前に失明しかけたところを助けた目医者のピンチをすくうため、クライマックスで踊る「老松」もウットリしてしまいました。男の友情、医者としての気骨、役者の誇り。そして義理と人情に思わず涙してしまった。
劇中の「かっぽれ」「老松」。これ私踊ったことあるわw
体がうずうずしておどりたくなっちゃうのよね。
私の中には邦楽DNAがしっかり流れているのです・・
もう踊れないけどw
できれば夜の部も見に行きたいです。
あ、昨年映画、築城せよ!でお会いした片岡愛之助さんの踊りもはじめてみました。