GWの映画とごはん

4日は、ティファールの鍋を購入したので早速なにか作りましょと意気込んで冷蔵庫をみたら

トマトが完熟に!
やばい・・
トマトとアボガドと鶏の胸肉のわさびマヨネーズサラダを作り、
アボガド抜きの同じ材料でスワンラータンスープを作りしました。
ティファール鍋の出番はなしかよ〜
映画は今週7日に東海ラジオで紹介するキャメロンディアス主演「運命のボタン」をみた。
「そのボタンを押せば100万ドル差し上げます。ただし、あなたの見知らぬ誰かがひとり死にますが」。ある日突然、そんな怪しげな”選択”を迫られる若夫婦の物語。
メロドラマのようなサスペンス。

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もう一本は、「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」
ジョニー・トー先生の最新作。
異国の地で娘を殺害されたフランス人の復讐劇。
トニー節炸裂!スタイリッシュな映像にホレボレしました。
おしゃべり男が多い中、トニー先生の映画の中の男は多くを語らないのよ。
渋い!アンソニー・ウォン最高です。
カンヌで、タランティーノが気に入って、トニー先生にリメイクを打診したとか。
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んでも、このタイトルは長すぎて覚えられないし、よくわからないです。
6月下旬シルバー劇場にて公開。
5日。
たかじんの何でも言って委員会で勝谷さんとアジアプレスのジャーナリスト石丸さんが
熱く語っていた
話題の北朝鮮の実態を描いた「クロッシング」を朝から見に行ってきました。10時20分からの上映でしたが
9時50分にいったらもうほぼ満員。クロッシング.jpg
6年くらい前だったかな。
恐るべき政治犯収容所に十年及び一年余にわたり閉じ込められた二人の青年が暴いた身の毛もよだつ体験と自由社会への必死の逃亡記「北朝鮮脱出」という実録小説を読んだのです。
キャッチ通りに身の毛もよだつ、というよりまさかこんなことが今の世の中で起きているなんてフィクションでしょと最後まで思ってました。
それから数年たち、色んな書籍を読む内にいったいあの国では何か起きているのか?
おとなりの韓国とのギャップが違いすぎる。
言葉は同じなのに・・

中国国境に近い北朝鮮の村で貧しいけど、妻子と幸せに暮らすヨンスだったが、ある日二人目の子供を妊娠している妻が肺結核を患う。風邪薬さえ手に入らない状況に彼は中国へ出稼ぎに行くが、不法な現場が発覚し警察に追われる身に。訳もわからず脱北者として韓国へ送られます。その間に食料が尽き病状が悪化した妻は亡くなり、一人残された11歳の息子ジュニは父を探しに家を離れ、中国へ渡ろうとするのですが、反骨分子として収容所に送られてしまう・・

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以前読んだ、あの本がフィクションでないことがこの映画をみて
わかりました。
彼らがどうして脱北せざるを得ないのかよくわかります。
ヨンスは、北では手に入らなかった「結核」の薬をもとめて中国へわたり、
その後自分の意志ではないけど、大韓民国に保護される
そこで、薬屋に出向くのですが、南には「処方箋」という医療システムがあること、
そして薬屋に「結核の薬なら保健所でもらえる」といわれて「タダで?」と聞き返すヨンス。
命がけで薬を求めて来たのに「あっさり」手に入る大韓民国に愕然としたのだろう。
ほんの一瞬のシーンだったけど私はとても印象に残った。
隣同士でこの差はなんなの?
ジュニが食べ物を求めて歩く姿や、闇市場で拾い食いや物乞いをする子供たちの姿が脳裏に浮かび、今日はご飯の度に感謝して食べた。
シネマスコーレで、10:20と18:00に上映しています。
休日は1時間前にいくことをオススメします。
撮影前に約4年間かけて、100人以上の脱北者を取材しており、リアリティーあふれる北朝鮮の実情が映し出されています。村の家や市場のたたずまいの映像表現、人間群像等々・・とにかくスゴイ。

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