東野圭吾が20年前に発表した「天空の蜂」をついに堤幸彦監督が実写化!
昨日は、中日本興業60周年記念舞台挨拶付き試写会がおこなわれ
堤幸彦監督、江口洋介さん、本木雅弘さんが登壇しました。
3人の名古屋弁挨拶からはじまったので和気藹藹の舞台挨拶に!
ハリウッドスターが日本語で「こんにちは」というと喜ぶのと同じで
地元の言葉で挨拶されるとなんだかうれしいのよね。
本木さんがお、客様の熱気ムンムンというのを「お客様もちんちこちん」とおっしゃったのでがそこは名古屋人としてはつっこんでおきました。
「使い方が違いますよ、と。
すると江口さんが熱い物をちんちんというだよね。監督もそうそう、「ちんちん・・」
ああ、ちんちんトークがおわらない・・放送できなくなっちゃいます(汗)
このあたりは中京テレビのPSゴールドで放送されると思います。
もちろん後半は、社会派アクションドラマということで真面目なお話もしてくださいましたよ!
最後に江口さんがもうすぐ48歳。本木さんが40代最後の作品、もう50歳になりました。そして監督がもうすぐ60歳と挨拶。
モックンがあのモックンが50歳かぁ(ナイナイ・・)
うれしかったのは、楽屋で打ち合わせの際に監督が、
本木さんと江口さんに「ぼくの名古屋の仲間、松岡ひとみさん」と紹介してくれた。
いつもありがとうございます!!
シネマクルーズ+では監督の単独インタビューをしました。ここではノリツッコミボケ満載の面白トークと
他では話していない裏ネタもたっぷり。
(この文章にはネタバレがあります。ご注意ください)
本作のもうひとつの主役と言える超大型ビックBのヘリはすべてCGなのですが、ちかくに本物のヘリがとんでいることもあり、リアリティを求めて
CGには約1年かけたそう。ヘリの中で江口さん演じる湯原の息子が取り残されてしまう。そのシーンをとるのに俳優達にも揺れと高さを体感してもらうため
建物にすると3階建て近くの高さにセットをつくり、その中で演技をしています。
2〜3階建てというと下を見ると結構たかく、そんな中、子役にもっと顔を出して!と監督は指示したけど、ボクは登らなかったけどねwと。なぜなら高所恐怖症だそうです!(笑)
岐阜出身の綾野剛さんは今回のテロリストの一人。
もっと汗を掻いて欲しいから、走ってきてくれますか?
と監督が指示すると、「大丈夫です、ちょっとお待ちください」と
自らの顔をバシバシ叩いて、ブルブルして汗を出すというもうなにがなんだかわからないけど汗が出てきたのでビックリしたとおっしゃってました。
スゴイ技をもっているんですね〜綾野さん。
そして、仲間由紀恵さんは本木さんの彼女役
起用については「10年も貧乳扱いしてもうしわけないけど今回は完全に美しいオーラを消して」と発注したとか。
会社の中にいる目立たない女子社員役を見事に演じています。
クライマックスで仲間さん演じる女が自分の実家からトイレ付きの高速バスに乗って小牧空港に向かうという設定なので
実家はどこにしようかということになり、
岡崎じゃない、伊賀の方じゃない、四日市あたりにしよう!ということで監督判断で監督が生まれた四日市に決定!w
とあるお家に映画のロケで使わせて欲しいと申し込みをしたのですが、経費不足で断念。
裏設定として仲間由紀恵演じる女の実家は四日市ということだそうです。
そして、愛知県出身佐藤二朗さんが警察の役どころなのですが、
もう、あのキャラクターでしょ、ウロウロして文句や騒ぎ立てるけどなんもしてない行政にイルイル人間を見事に演じていたのできいてみた。
すると
それはボクの思惑通り!
あーいうおっさんいるよね。がねらいだったそう。
みなさんも映画を観ればきっと共感していただけるはず!(笑)
史上最悪の原発テロに迫るサスペンス・アクション。日本最大の超大型減りヘリコプタービックBを乗っ取り、原子力発電所の真上に静止させたるという史上最悪の原発テロとその究極というのをの危機に立ち向人々の姿をと描く。監督曰く精神的4D?!大興奮の2時間18分!
社会派でありながらトム・クルーズばりの迫力のアクションシーンに、テロ事件を巡るクライムサスペンス、物語の根底にある父と息子のドラマにある涙します。
9月12日公開です。