【見どころ徹底解説】大人の観客をうならせる『クライム101』3つの魅力

映画『クライム101』ワールドプレミア
クリス・ヘムズワース、ハル・ベリーらの船出にマッド・デイモン、ベン・アフレックら豪華スターが集結!

2月13日(金)に公開され、早くも大きな話題を呼んでいる映画『クライム101』。現代アメリカを代表する犯罪小説の巨匠ドン・ウィンズロウの原作を、アカデミー賞®キャストで映画化した極上のクライムアクション・スリラーです。本作では、クリス・ヘムズワースをはじめ、マーク・ラファロ、バリー・コーガン、ハル・ベリーといった豪華俳優陣が、火花を散らすような競演を繰り広げています。

本記事では、アメリカ・ロサンゼルスで開催されたワールドプレミアの熱気あふれるレポートとともに、大人の観客を魅了する本作の見どころをご紹介します。

写真左から、クリス・ヘムズワース、マッド・デイモン、ベン・アフレック ロサンゼルスで行われたワールドプレミアより

 

豪華スターが集結!熱狂のLAワールドプレミア

映画の舞台でもあるロサンゼルスのブロードウェイ・ユナイテッド・シアターで開催されたワールドプレミアには、公開を待ちきれない超満員の観客が詰めかけました。

イベントには、バート・レイトン監督をはじめ、主演のクリス・ヘムズワース(デーヴィス役)、ハル・ベリー(シャロン役)、コーリー・ホーキンズ(マーク・ラファロ演じるルー刑事の同僚役)、原作者のドン・ウィンズロウらが登壇。さらにスペシャルゲストとして、クリスと共演経験のある親友マット・デイモン、俳優・監督として活躍するベン・アフレック、クリスの弟であるリアム・ヘムズワースら錚々たるスターが駆けつけ、本作の船出を華々しく祝福しました。

クリス、マット、ベンの3人は顔を見るなりハグを交わし、和やかな雰囲気で記念撮影に応じる一幕も。クリスとハルはファンとの写真撮影やサインに丁寧に応じる神対応を見せ、ロサンゼルスの夜は大きな熱狂に包まれました。

ファンとの記念撮影に応じるハル・ベリー

クリス・ヘムズワースの新境地。キャスト・監督が語る魅力

本作で独自のルールに従い完全犯罪を行う強盗・デーヴィスを演じたクリス・ヘムズワースは、自身の役柄について「今まで演じたことがない種類の役だった」と語りました。アンチヒーローでありながら、単に強いだけでなくデリケートな一面も併せ持つ複雑なキャラクターであることを表現しています。

Chris Hemsworth stars as ‘Davis’ in CRIME 101

メガホンをとったバート・レイトン監督は、「観客の皆さんにも、私が若い頃に映画館で体験した“こんな映画を作りたい“と思わせるような素晴らしい夜を過ごしていただければと思います」とコメント。さらに「この映画ではクリスの見たことのない側面が見られます」と、ファンの期待を高める言葉を残しました。

また、デーヴィスと共謀する高級保険の調査員・シャロンを演じたハル・ベリーは、豪華キャストとの撮影を振り返り「クリス、マーク、バリーとの共演は最高だった。みんな全力を尽くしていたし、とても親切で敬意を払ってくれた。今までで一番最高の経験でした」と現場の熱量を絶賛。

「映画は、スリル満点で、疾走感があって、そしてとてもセクシーです。魅力的なキャラクターたちがアクション満載で登場して、全ては101号線で起こるの!」と力強くアピールし、一夜限りのプレミアの夜を大盛況のうちに締めくくりました。

【見どころ徹底解説】大人の観客をうならせる『クライム101』3つの魅力

孤高の泥棒と実直な刑事、息詰まる心理戦と男たちの美学

本作の最大の魅力は、なんと言っても「痕跡を一切残さない完全犯罪者」デーヴィスと、見えざる彼を執念で追うロサンゼルス市警のルー刑事(マーク・ラファロ)が繰り広げる、ヒリヒリするような攻防戦です。

「悪者しか狙わない、殺さない、痕跡は一切残さない」という独自の美学を貫き、ロサンゼルス国道101号線上で犯罪を重ねるデーヴィス。一方のルー刑事は、組織の思惑に抗いながら、多発する事件の背後にある「パターン」を見抜いていきます。運転手と乗客に扮した2人がバックミラー越しに会話を交わし、スティーヴ・マックイーンの名作について言及するくだりは、2人の間に流れる奇妙な共鳴と緊張感を見事に表現しており、息を呑むほどの仕上がりです。

 

ロサンゼルスを疾走する極上のカーチェイス&バイクアクション

本作は、往年の洗練されたクライム・スリラーへのオマージュであり、大都市ロサンゼルスへのネオ・ノワール的なラブレターでもあります。クラシカルな映画の美学を感じさせつつ、車好きにはたまらない大迫力のアクションが満載。

中でも、限界ギリギリの荒々しさと予測不可能なドライビングテクニックが、デーヴィスの焦燥感をリアルに伝えます。さらに、バリー・コーガン演じるストリートキッズ・オーモンによる、夜のネオンを切り裂くような決死のダートバイクチェイスも必見。

間一髪!ハラハラドキドキのカーアクション

バリー・コーガンのバイク技術がとにかくエグい!

物語に深い陰影を与える
それぞれの「人生」と渇望

ハル・ベリー演じるシャロンは、長年会社に尽くしながらも正当な評価を得られず、限界を感じている女性。「第二幕(セカンドアクト)」を渇望する彼女が、デーヴィスの計画にどう絡んでいくのか。登場人物たちが抱える「今の人生から抜け出したい」という切実な想いが複雑に絡み合い、完璧だったはずの計画は予測不能な方向へと転がっていきます。

気になりますか?

追う者と追われる者、それぞれの信念と美学が交錯するドラマを、ぜひ劇場の大きなスクリーンでお楽しみください。

構成・文 にしおあおい(シネマピープルプレス編集部)

作品紹介

アメリカ西海岸線を走るハイウェー<101>号線上で、数百万ドルの宝石が消える強盗事件が多発。
4年間にも及ぶデーヴィスの犯行は一切のミスがなく完璧だったが、人生最大の大金を得るために高額商品を扱う保険会社に勤めるシャロンに接触し、共謀を持ちかけたことから思わぬ綻びを見せ始める。
1100万ドル(約16億円)の宝石をターゲットに、シャロンとの裏取引は成功したかのように見えたが、犯罪組織からの追跡や警察内部の陰謀、そしてルー刑事の執拗な捜査網にそれぞれの思惑が絡み合い、デーヴィスの完璧だった犯罪計画とルールが崩れていき――。

『クライム 101』原題:CRIME 101
監督・脚本:バート・レイトン(『アメリカン・アニマルズ』)
原作:ドン・ウィンズロウ 「犯罪心得一の一」(クライム 101) (ハーパーコリンズ・ジャパン刊/中篇集『壊れた世界の者たちよ』収録)
出演:クリス・ヘムズワース(『マイティ・ソー』)
マーク・ラファロ(『哀れなるものたち』アカデミー賞®助演男優賞ノミネート)
バリー・コーガン(『イニシェリン島の精霊』アカデミー賞®助演男優賞ノミネート)
モニカ・バルバロ(『トップガン マーヴェリック』『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』アカデミー賞®助演女優賞ノミネート)
コーリー・ホーキンズ(「ウォーキング・デッド」シリーズ)
ジェニファー・ジェイソン・リー(『ヘイトフル・エイト』アカデミー賞®助演女優賞ノミネート)
ニック・ノルティ(『サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方』アカデミー賞®主演男優賞ノミネート)
ハル・ベリー(『チョコレート』アカデミー賞®主演女優賞受賞)
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2026 年/アメリカ・イギリス/2時間20分
(C)2025 CTMG. All Rights Reserved.

公式サイト:Crime101.jp
作品公式 X:@SonyPicsEiga #クライム 101
ソニー・ピクチャーズ公式 Instagram:https://www.instagram.com/sonypicseiga/
ソニー・ピクチャーズ公式 TikTok:https://www.tiktok.com/@sonypicseiga

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