劇場版『トリリオンゲーム』大ヒット御礼舞台挨拶 in 名古屋 レポート
2025年2月23日、目黒蓮さん、佐野勇斗さん、福本莉子さんが3人揃って劇場版『トリリオンゲーム』の大ヒット御礼舞台挨拶 in 名古屋に登壇。終始、笑いの絶えない和やかな舞台挨拶の模様をお届します。
大きな拍手と歓声の中、目黒蓮さん、佐野勇斗さん、福本莉子さんの3人が登場すると、会場は熱気と興奮の渦に包まれました。以降敬称略
ーー 皆さん、こんばんは！劇場版『トリリオンゲーム』大ヒット御礼舞台挨拶 in 名古屋へ、ようこそお越しくださいました！それでは、一言ずつご挨拶をいただきたいと思います。
目黒：天王寺陽（てんのうじはる）役を演じましたSnow Manの目黒蓮と申します。 えーっとですね…えーっと（何かを思い出したように）、佐野くんの自己紹介を思い出しちゃっ（笑）皆さん、楽しんでいただけましたでしょうか？（会場拍手）みんなで頑張って作った作品を、こうして皆さんに見ていただけて本当に嬉しいです。今日は、皆さんと楽しい時間を過ごせたらなと思います。よろしくお願いします。
佐野：平学（たいらまなぶ）役のM!LK佐野勇斗です。よろしくお願いします！
佐野：（テンション上げてライブ風に）おい！名古屋あああああ！（目黒が小声で「ガンバレ」とエール送る）でら盛り上がってるかーい？ （拍手に目黒「盛り上がってくれてますね 嬉」）『トリリオンゲーム』、でら好きかーーい？（拍手に目黒「おぉおおお」）配信～…。
福本：配信？（あったっけ？という表情）
目黒：ガンバレ！…あ、配信はないみたいです。
佐野：配信なぁあああああい（会場爆笑）。（普通のテンションに戻り）本日は楽しい時間を過ごそうと思いますので、よろしくお願いいたします。
福本：高橋凜々（たかはしりんりん）を演じました福本莉子です。本日はお集まりいただき、でら感謝！また、名古屋に来ることができてとても嬉しかったです。皆さんと楽しい時間を過ごせたらいいなと思っています。本日はよろしくお願いします。ちゃぼす！
※「ちゃぼす」とは、桜心護（さくらしんご）役で本作にも出演しており、15日にtimeleszに加入した原嘉孝さんが使っているオールマイティーに使える魔法の言葉（挨拶）、本人によるとなんでも「ちゃぼす」に置き換えられるとか…。
佐野：ほんとのタンクトップじゃん！
目黒：うわぁはは！
福本：ちゃぼす！
目黒：タンクトップとは言わないだろ！
福本：タンクトップではないです！
佐野：肩ないじゃん！
福本：肩はある！（笑）
佐野：原くん（「ちゃぼす」の生みの親）に見えてきちゃった！
福本：なんでやねん！
佐野：なんでやねん（笑）
福本：アッハッハ
目黒：ごめんなさい。ちょっと渋滞してます、我々。
冒頭の挨拶から、3人の仲の良いやりとりがスパーク
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目黒連が一生食べ続けていたいぐらい美味しいと語る名古屋めしは？
ーー ここ名古屋ということで、皆さんに名古屋についてお伺いしていければと思うんですが？
目黒：僕は去年も来させていただいてまして、毎回思うんですけど、（名古屋は）ご飯がおいしい！手羽先、あれはもう僕は一生食べ続けていたい！（食べ始めると）止まらなくなるぐらい…美味しくて。いっぱい食べちゃう。そして今回は、ライブツアーという形ではなく、映画で、この『トリリオンゲーム』で来られたのはすごく嬉しいです。
ーー おいしいものたくさんありますもんね？（佐野さんを見る）
佐野：えっ？俺？
目黒：「地元マウント」みたいなのすごくとってたじゃん！
佐野：「いやいや、愛知県は僕の地元ですから、おいしいものたくさんありますよね！」ニッコリ笑う
ーー 佐野さんは地元出身で、M!LKでのメンバーカラーも「ピーチヒップピンク岡崎」ということで、岡崎への深い愛が非常に感じられるなと感じているのですが…。
目黒：すごい、いいですね。いい色ですね。
佐野：本当に思ってるか？
目黒：素晴らしいネーミングじゃない？
佐野：ちょっとミスったんだよ！若い頃になんか自分で色つけていいよって言われて、ピンクなんですけど、岡崎観光伝道師に任命されまして、岡崎つけた方がいいかなと思って決めたんですけど、こういう大きな場で言われてしまうと、おかしなやつだと思われるんじゃないかと思って恥ずかしいです。
目黒：でも、頭の挨拶で、中継ないところでも、おかしかったので、大丈夫です。心配しなくても。
ーー 福本さんは、去年始球式でバンテリンドーム名古屋にいらっしゃいましたよね？
福本：そうなんです！見ていただけた方いますか？ノーバン・ストライクだったんです！
目黒：その時もタンクトップだったんですか？
福本：いやいや、その時は袖ありました。袖はあったんですけど。
目黒：いや、すごいっすね。ノーバンで？
福本：はい、届きました！
佐野：なかなか難しいよね。
福本：かなり遠かったんですけど、スローな投球だったんですけど、届きました。
目黒：緊張しました？
福本：緊張めちゃくちゃしました。 でも嬉しすぎて、まさか本当に届くと思ってなくて。届いた瞬間めちゃくちゃ嬉しくて飛び跳ねすぎちゃって、なんか後から見るとすごい恥ずかしいです（笑）
佐野勇人、理想の朝のルーティーンを語る
ーー 名古屋にはモーニングというコーヒーとトーストを一緒に楽しむという文化があるのですが、皆さんの朝のルーティーンは？
目黒：（少し考えて）ほとんど決まりはないんですけど、朝に「今日自分が着ていきたい服」を決めるタイプです。
ーー 前日とかではなく？
目黒：ではなく、まさにその時の気分で決めて着る、あとは歯磨きとか…。
ーー 歯磨き大事ですもんね！
目黒：はい。決まったルーティーンや、順番とか、そういうのも一切ないです。
ーー じゃあ、その日その日を？
目黒：はい。今を生きてます。
ーー 佐野さんは？
佐野：僕は、起きたらすぐにレコードをかけて、あたたかい紅茶をウオーターサーバーから淹れて、ヨガマットでちょっと筋トレみたいなことをして、30分ぐらい前に支度が終わって、そのまま出たいなというのが「理想」です。
目黒：理想を言ったの？
福本：本当はなんなんですか？
佐野：ほんとは、朝10分前に起きて、歯磨いたら、すぐに出ます。
目黒：びっくりした！おしゃれの塊かと思った！！
佐野：理想なんです。1度もできたことないですけどね。
目黒：ちゃんとルーティーンを言って下さい（笑）
ーー 福本さんは？
福本：私は朝起きたら、まずお湯を沸かして、緑茶を淹れます。それを水筒に入れて。塩おにぎりを必ず握っていきます。
目黒：理想？
福本：現実です！どんなに朝早くても、目がほとんど開いてないぐらいの時も、おにぎり握っています。
目黒：白湯とかもいいって言いますよね。
福本：冬は寒いので、緑茶がマイブームです。
佐野：現場にも持ってきてたもんね、お茶とおにぎり。
福本：そうですね、持っていってました。
撮影現場のやりとりを再現！目黒も「癒された」光景とは？
ーー 劇中では、ガクとリンリンのもどかしい恋愛模様も見どころのひとつですが、目黒さんは、お二人の関係性をどのようにご覧になられていたのですか？
目黒：時間の無い現場の中で、みんなが集中する中、端のほうでふたりが揉め合っている感じが微笑ましくて、癒されていました。「うんうん、今日もやってるな！」と思いながら見ていました。
佐野：ボクシングで言うと、赤コーナー（自分）、青コーナー（福本）、レフリー（目黒）って感じの立ち位置で、目黒くんが見守ってくれていたので助かってましたね。
福本：言い合い始めると終わりがないんですよ。佐野さんが反論してくるんです！
佐野：そりゃそうだよ～！
福本：絶対に認めないんです。
目黒：例えば、どんなことで揉めるんでしたっけ？
佐野：今日、ダメって言ったやん。タンクトップ着てきちゃ…。
福本：タンクトップじゃないですよ！
佐野：袖ないのはタンクトップだって言ってるじゃん。
福本：これノースリーブです！おしゃれノースリーブです！
目黒：うん。俺が言ったんだけどさ。俺を間にしてやるの止めて！
佐野：まあ、こんな感じです（笑）
即興で、撮影現場での微笑ましいやりとりを再現してくれた3人に「でら感謝！」な観客たちなのでした。
ハルとキリカの関係は「上質な大人の恋愛」と福本莉子明かす
ーー 劇中で繰り広げられるハルと（今田美桜さん扮する）キリカとの関係性について…
佐野：ガクリンが、デートにも行けるかどうかわからないというピュアな恋愛をしている中、ハルとキリカは大人な恋愛ですよね。見ててドキドキするというか、ツヤ感がある感じで、ガクリンとはまた違う恋愛模様が見られて面白かったです。
福本：すごいロマンティックですよね。大人の上質な恋愛を見ているような。ガクリンは、劇中でもガクがリンリンに突き飛ばされていたり、机の中で頭ごっつんこするような、可愛らしい恋愛で。その違いが面白いなって思います。
天性の〇〇というお題に…
ーー ハルは天性の人たらしですが、目黒さんに天性の〇〇とキャッチフレーズをつけるとしたら？
佐野：整いました！
ーー 天性の〇〇、〇〇に入る言葉は？
佐野：目黒蓮は天性の神様！
目黒：（照れながら）意味わかんない。大丈夫か？
佐野：生まれながらに、人間力がすごいんですよね。 裏の何もないところでも、重たそうな荷物を持ってる人がいたら助けたりとか。 そういうことってなかなかできることじゃなくて。 しかも自分が忙しい時とかでも周りが見れたりとかっていうのは、本当にすごいなと思います。
目黒：いやいや、佐野くんもすごいですから。
佐野：まあね。
目黒：こうやって陽キャっぽく頑張って喋ってますけど、めちゃくちゃ陰の人ですから。
佐野：ちょっと待って！俺のパブリックイメージが…。
目黒：今日も、ちょっとでも盛り上げようと頑張っています。
ーー 福本さんは？
福本：整いました！天性の努力家！
目黒：うん語呂はいい。ありがとうございます。
福本：今回の劇場版でも、かなりの長台詞がたくさんあったのですが、本番で噛んだりしているのを見たことがない！お芝居だけじゃなくて、歌や踊りもされている中で、しっかりと台詞も全部覚えられていて、それは裏での努力だと思う。そして、座長として現場にいらっしゃる、その努力が凄まじいです。
目黒：ありがとうございます。次の質問行きましょう。
佐野：誉めさせてよ。もっと言わせてよ！たんないよ～。
目黒：（小声で）いいのよ。
佐野：もっと言いたい！
ーー 目黒さん、努力家ということですが。
目黒：みんな努力はしていますから。佐野くんもそうだし、福本さんも、ドラマを最初から見返して、お芝居に挑んだりとかしてましたもんね。
福本：はい。
目黒：みんなが、この劇場版にかけて努力をして、向き合ってくださってたんだなって思います。
楽しい時間はあっという間いよいよ最後の挨拶に…
夢の続きを皆さんと一緒に見ていけたら…
目黒：皆さん、ご覧いただいて、本当にありがとうございます。こんなにも多くの方たちが集まってくださって、皆さんの貴重な時間を割いて見てくださって、すごく感謝しています。この勇気をくれるようなエンターテイメントを、もっと皆さんに楽しんでいただきたいですし、今後のトリリオンゲーム社がどこまで行くのか、皆さんも期待して…まあ、今後どうなるかは分からないですけど、夢の続きを皆さんと一緒に見ていけたらいいなと思います。今後とも『トリリオンゲーム』をよろしくお願いします。
舞台挨拶が終わり、舞台袖に履けていく3人。すると、目黒が、佐野に何かを促し…佐野が『トリリオンゲーム』と観客席に呼びかけ「大好き～」と観客が応える形で舞台挨拶は終了となりました。このあと「目黒～」っと佐野。ゲストたちの粋な計らいで、会場は再び温かい雰囲気に包まれ、舞台挨拶は幕を閉じました。
映画『トリリオンゲーム』は、2月14日より全国大ヒット上映中です。
取材・文 にしおあおい（シネマピープルプレス編集部）
Ⓒ2025劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 Ⓒ稲垣理一郎・池上遼一／小学館
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