草原の椅子

2月23日公開の草原の椅子。

芥川賞作家の宮本輝が、1995年の阪神淡路大震災で自宅が全壊した半年後、シルクロードを旅した体験を元に喪失と再生を描いた草原の椅子の映画化。

50歳で親友になった二人と辛い過去をもつ女性、育児放棄で心を閉ざした少年が出会いパキスタンのブンザのたびで新たな一歩を踏み出す。

主演は佐藤浩市、西村雅彦、
ヒロインは吉瀬美智子。
監督は山本五十六、孤高のメスの成島出。

今日は、五十六の舞台挨拶以来の成島監督に30分近くお話を伺いました。
監督、作りての話は興味深い。

成島さん作品は、食事シーンが多く登場するんですが、
50歳で親友となった二人が、話すシーンはわほとんどが飲み屋(笑)
食事シーンは、ひととなりがわかるんで、わたしもすきですが、今回は10シーンくらいあったかな。
なんと!登場する店は、監督の行きつけの場所だそう(笑)
いってみたいお店がたくさんあったからぜひ紹介いただきたいな。


シーンがわりに音楽をじっくり聞かせる場面を取り入れるのは監督らしさ。今回は矢野顕子の中央線だった。
キャストが新しい自分の道を探しフンザにいくシーンだから、
見る側もキャストと同じ気持ちにさせてくれます。うまいなぁ。
監督は、脚本家でもあり
生田斗真主演の脳男も手がけてます。
あれ、見ました?
かなり自信あるんだよねーとおっしゃったんで、
みましたよ、草原の椅子と真逆じゃないですか?ときいたら

根底にあるテーマは一緒なんだよ。と言われた。
両方ともまたみたくなっちゃった(笑)

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