映画「つやのよる」
家族を捨て艶という女性と駆け落ちした男・松生春二は、気ままな妻の不貞に振り回されてきた。
そんなある日、艶が病魔に冒されこん睡状態に。激しく動揺した松生は、かつて妻と深い仲だった男たちに彼女が瀕死状態にあることを伝えようと思いつく。
この映画は、観た後に女同士で語りたくなっちゃうのよね。
旦那を寝取られた、旦那と関係を持っていた、つやの元旦那に興味を持つ女性など
つやに翻弄される女達。
監督と久しぶりにあって開口一番、
わたし、この女性達の誰にも当てはまらないです。と言ったのです。
なぜならばほとんどの女性の気持ちがわかるから、自分に当てはめたくないんです。
もっというと監督に、松岡さんはそーいう女性なんだと知られたくない。自分の手の内を明かしたくないからいいいたくないのかも・・・なんか複雑。
といったら、「深い恋愛してきたね〜」とニヤリ。
インタビューと言うより、わたしの感想を聞いてそれに対して監督が答える、整えるというのが
わたしの行定監督インタビュー方式。
映画談義しているかのようなトーク形式なのでテレビの場合、編集泣かせかも(ごめんね)
その夜は、久しぶりに監督が名古屋に泊まるというので
「つやのよる」の「つやな夜」が開かれた。
映画を観たライターさんやナビゲーターが集まって、男性もいたけどそんなの関係ないって感じで、赤裸々につやのよるについての意見交換会が行われたのだ。
岸谷五朗さんの「真珠」について。
性に奔放な女性について。
つやに旦那を寝取られた女の心情。
みんな自分に重ね合わせてか、ずばっとついついはなしちゃったね、
監督もノリノリであんなことこんなこと書けないこといっぱい話してくれたな〜
ああ、監督と飲むのも久しぶりで楽しかったです。
また来てね。
「つやのよる」
これは女性同士で朝まで語れる映画です。