斉藤工san@名古屋

濃い顔の俳優好きなんです。

日本人は、真田広之、からはじまって永澤俊矢、北村一輝。
海外はみなさんご存じのようにアントニオヴァンデラスとジョージ・クルーニ、最近はライアン・ゴズリングね。
ずっと前から気になって仕方がなかった少年は染谷将太、いまや19才だけどね。
そして斉藤工。
共通は濃い顔でしょ。
映画秘宝の連載コラムがはじまってまもなく、なんだこの濃い顔&映画愛からくるこゆい文章とおどろいたもんだ。そういえば、この俳優さんあれこれみたことあるぞ〜といろいろ見なおしたりしてみたわけ。
そしたらね、この3年井口昇監督や三池崇監督の作品でみかけることになり
悪夢のエレベーターは俳優の堀部さん監督作品だけどよかったわ〜
ある意味濃厚な映画に斉藤さんの濃い顔が違和感なくて、しっくり。
そっち系の映画を偏愛するわたしにとっては、斉藤さんにとっても監督にとってもよきパートナーの1人をみつけたなと思うのです。
黒沢清と役所広司 だったり
SABUと堤真一とか
海外でもマーティン・スコセッシとデニーロ、ディカプリオとかネ。
今日は、「不良少年3000人の総番」でシネマスコーレに斉藤さんがやってきたのだ。
午前中に、クロヒョウ2のドラマ撮影をして名古屋に飛んできてくれた。T0012477.jpg
メイク中に打ち合わせとなりましたが、フレーバーな人だった。外見も濃いけど内面も濃かったな。
人に対して愛のある人。
なにがどうだったか前後するけど、私が司会をするということで私のブログをみて下調べしてくれたり、
PVの短編映画を監督したというCDアルバムをプレゼントしてくれたりと打ち解けるまでに1分かからず。
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決まり切ったフツーの舞台挨拶じゃなく、流れでトークしませんか?お客さんからの質問うけたり。
僕、NGワードないんでなんでも聞いてくださいね。
そう、キャパが小さくてお客さんの顔が見えるところでありきたりの舞台挨拶しても面白くないんです。かねがね思っていたので、最近は俳優1人とか監督のみのときはトークショウスタイルにしちゃうのでよかったなと。
斉藤さん、よくわかっているんです、どうすればお客様が楽しいか。
そういうのって俳優として演技をするのと同じだと思います。
あとは共通言語である、映画の話をちょっとだけしたりして本番前にはバッチリ2人の距離感は縮まってましたw
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なごやかで面白い舞台挨拶になりましたよ〜
小さい舞台にちょこんと2人とも腰掛けて、観た後の人にはシーンの秘話を。
食事のシーンは特にその人の人柄、生活感がでるので監督に自分の意見を言ったそうです。
これってこれって!いつも食事のシーンを見て私が言ってることだったから、司会中なのであまり自分が前に出てはいけないので胸中にとどめましたが、嬉しかったな。
一回目が終わった後、すぐに入れ替えで二回目なのですが
本当は俳優さんは1度はけてお休みするんだけど、斉藤さんはそのままいてずっと入れ替え中もおしゃべりしてましたよw
面白い人だよね〜サービス精神旺盛っていうか、たぶん素も同じなような気がするな。
二回目はなぜかあぐらをかいてましたw
リラックスしすぎ〜w
そしてなぜか井口昇トークに華が咲いた。
井口さんのふんどし話も出た出たw
みんなわかってたかな・・1回目と二回目はまったく話をかえたので二回ともいた人はラッキーだよっ。
 
そんなこんなでホントに面白かったな。
この映画、最初はヤンキー映画とおもったんだけど大間違いです。
70年代、いまや死語になってしまったかもしれない不良少年のお話しなんだけど
筋が通っているというか、男気があるというか 生き方がカッコイイんです。
自分のためじゃなくて誰かのために自分が出来ること。それがケンカだった。
学ラン姿もきまっていて30才にはみえませんよ。
ちなみに愛と誠でも学生役です。70年代の学生役が続いたのも何かの縁ですね。
また名古屋にきてくださいね。斉藤工・務店さんw
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シネマスコーレにて
「不良少年3000人の総番」公開中

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