試写:エクレール お菓子放浪記

本日は、

エクレール お菓子放浪記を観た。
再来週、主演女優のいしだあゆみさんにインタビューするのです。
この映画は第二次世界大戦真っ只中の東京が舞台。
戦争孤児となった少年アキオが、お菓子をもらったことをきっかけに人の優しさに触れ、人の心の支えを感じ成長しながら戦中・戦後をたくましく生きていく姿を描いています。

原作は小説家・西村滋さんの自伝「お菓子放浪記」。静岡に住んでいらっしゃるとか。
監督は近藤明男、ふみ子の海の監督です。

オープニングあけでアキオがいしだあゆみ演じるフサノの養子になるため大きな川を舟で渡るシーンが秀逸。すれ違う渡り舟には孤児院から感化院におくられてくるアキオと友人が乗っている。
ここからアキオの物語がはじまるのです・

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アキオは、優しい刑事さんに菓子パンをもらったこと、感化院でであった優しい先生が「お菓子と娘」という甘いお菓子の唄を教えてくれたことが、心の安らぎとなったのです。

ほんとに、美味しそうに大事にお菓子を食べるのです。
いまの子供達は、手を伸ばせばすぐお菓子に届く。もちろんわたしたちもスィーツスィーツと毎日食べている・・。戦中では砂糖が貴重だったんですよね。そして、現在被災地のみなさんも同じ状況なんだと映画を観ながら重なりました。

美味しいごはんが食べられることにもっと感謝しなくてはいけません。

クライマックスのアキオのセリフに
お菓子は俺の希望。誰もがお菓子を笑顔で食べられる時がやってくる日がきっとくる。

先生の言葉には
あなたがお菓子になって優しい気持ちをみんなに伝えて欲しい。

この言葉がこの映画のメッセージなのです。

また本作は、メインロケ地の石巻市で、東日本大震災の約5カ月前の昨年10月に約30日かけて撮影が行われたのです。炊き出しなど地元の全面協力の下、石巻市の地元住民約400人もエキストラとして参加。中には震災で亡くなった人やいまだ行方不明の人もいるという。いしださんは東京の舞台挨拶で涙ながらに石巻のみなさんの安否を気遣っていたのが印象的だった。

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この「エクレール・お菓子放浪記」は、お菓子への憧れを平和への希望にまで昇華したとも言うべき作品で、アキオの生きる姿を通して、命の尊さと平和のメッセージを観る人に伝えます。



なお本作は、興行収入の一部を東日本大地震の義援金とすることに決まりました。

一つでも多くの地域で、一人でも多くの人に観ていただくことが東北への応援になります。



7月23日より名演小劇場にて公開です。ぜひ観てくださいね。









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