小さい時に大大大好きだったトーマス!
懐かしい気持ちになりました!
小さな頃の僕は、トーマスが大好きでした。未だにその頃の名残のトーマスグッズがノスタルジックな時の経過を教えてくれる過去の産物として、家に残っています。
ですが、僕が観ていたトーマスは、本当にオモチャを動かして撮っているんだろうな〜という感じで、アナログ且つ少し不気味なものでしたが、10数年ぶりに観たトーマスは、ヌルヌル動いて、アクロバティックに歌って踊ってキッズが楽しめて、飽きない工夫も凝らされていて、変わっていました!
トップハム・ハット卿、タブレット持ってるの!?!?
という感じです、びっくりしました。
今作はソドー島で、2台1組になって競走をし、「さあ、トーマスたちは1位を取れるか?」というストーリーですが、またまたビックリしたポイントなのですが、トーマス以外は電気で動く電車なんですよ!
この設定が現代っぽくなってて面白かったです!
トーマスは機関車だから、そのことで「遅いからペアになりたくない」と最初に言われてしまうんです。 僕は、「お子ちゃま映画でしょ?」と思い、観ましたがディテールがかなりしっかりして、驚きました。
今作は、日本から来た機関車のヒロが、レースに勝つためのアレコレを教えてくれるのですが、彼らの教えを少しずつ身につけて学んでいくトーマスたちは、きっと小さな子供たちを勇気づけ、元気を与えるでしょう。(子供達は元から元気か。)
絶対負けるだとか、周りにどれだけ馬鹿にされても、勝負はやってみないと分からなくて、挑戦しないからには勝ちの喜びも、負けの悔しさも知ることがないということが、1時間の尺でわかりやすく端的にまとまっているのが、凄いなと思いました。
そして時には周りを救い、救われ合い、みんなで力を合わせることが何よりも大事だということが、ダイレクトに伝わってきて良かったです。
作品冒頭で、「早く走るのが偉い」という趣旨の歌の歌詞が度々出てきますが、最終的には、『偉さや凄さにとらわれず、もともと備わった能力以上の何かを手に入れることが如何に尊いか』という、もうすぐ18歳の僕でも忘れかけていた大切なメッセージをも思い出させてくれます。キッズ達にもどうかこのメッセージが届きますように。
小さな子達を連れて、春休みはトーマスを!
では、また次回!
【原作】 「汽車のえほん」ウィルバート・オードリー 声の出演 田中美海、越乃 奏、大久保瑠美、古賀英里奈、山藤桃子 西山宏太朗、酒井敬幸、武内駿輔、山下七海、土師亜文 【ゲスト声優】 YOU、藤井隆 監督:ジェイソン・グロー & キャンベル・ブライア 脚本:ピーター・ガフニー 2021年/イギリス/62分/ヴィスタ/カラー/日本語/5.1ch/原題:Thomas & Friends Race for the Sodor Cup 提供:ソニー・クリエイティブプロダクツ 配給:東京テアトル 配給協力:イオンエンターテイメント 2023年3月10日(金)より全国ロードショー! 【コピーライト】© 2023 Gullane(Thomas)Limited. 映画公式HP https://movie2023.thomasandfriends.jp 映画公式ツイッター @moviethomasjpn
ゆーと。
映画観賞:年間200本
将来は映像監督めざしています!
初の短編映画製作しました。
Twitter @yutomiyake