山下永玖&高尾颯斗&森愁斗が思い描く「夢」のカタチ 映画『バトルキング!!-We’ll rise again-』舞台挨拶で

3月10日(金)より全国公開となる「ONE N’ ONLY」の初主演映画『バトルキング!!-We’ll rise again-』の先行プレミア上映が2日名古屋ミッドランドスクエア シネマで行われ「ONE N’ ONLY」の山下永玖さん、高尾颯斗さん、「BUDDiiS」から森愁斗さん ※以後、敬称略 が舞台挨拶に登場!映画の見どころや撮影中に苦労したエピソードを披露、なごやめしの話でも盛り上がりました。

会場いっぱいの大きな拍手に包まれながら、舞台挨拶に登壇した3人。観客からのサプライズの打ち合わせを舞台袖で「聞いていた」と明かす3人は、嬉しさと感謝をにじませながら挨拶。

口火を切ったのは高坂源二郎役を演じた山下永玖「先日、東京でも舞台挨拶をやらせていただきましたが、今日も前回と同じくガチガチに緊張してやらせていただきます。限られた時間を最後まで楽しみたい!」と挨拶すると、直江愛之助役に扮した高尾颯斗が「映画が楽しくなるような時間にしてゆきたいので最後までよろしくお願いします」と続き、最後に劇中でふたりと敵対する山縣虎太郎役を演じた森愁斗が「皆さんお集りいただきありがとうございます。今日はみんなで楽しんでいきましょう」とガッツポーズを披露…それを見たMCがすかさず「手を上げきるでもなく、下げきるでもない、絶妙なガッツポーズをいただきまして…」といれたツッコミで、笑いに包まれた会場、和やかな舞台挨拶がスタートしました。

初めての「ひつまぶし」そのお味は?

まずは名古屋の舞台挨拶では恒例となりつつある、名古屋ネタトークから

MC「名古屋にはよくいらっしゃいますか?」

高尾「ライブイベントやツアーとかでよく来てます。実は「ONE N’ ONLY」のライブイベントで何日か前に来たばかりで、その時は車で名古屋城に行きました。閉門されてたんですけど、雰囲気だけでも味わいたいなあと思って、遠くからみて『これが名古屋城かあ』と」

MC「ぜひ次回はお近くで楽しんでいただきたいです。名古屋と言えばたくさんのB級グルメというものがありましてあんかけスパゲティとか、最近だと台湾まぜそばなんてものもございまして…」

森「僕、それこそ撮影で「味仙」に行って(会場からこぼれるクスクスと笑い)、台湾ラーメン食べたんですけど、辛いのがね、あんまり得意じゃないというか、めちゃくちゃ食べる訳じゃないんで、(辛さが)1番下のアメリカンをね…美味しく食べられたので、また食べれたらいいなぁと」

MC「アメリカン、イタリアン、アフリカンときて、1番上はなんて呼ぶか知ってますか?」

森「アフガニスタンとか?」

MC「違います!「ン」は何気にあってるんですけど、これねエイリアンっていうヤツなんです」

3人「エ、エイリアン???」

MC「宇宙まで行っちゃうのがあるのでね、挑戦される方がいたら、ぜひしていただきたいところですが、おふたりはなごやめしとかはいかがですか?」

山下「僕は、あの手羽先を「風来坊」へよく行きます」

高尾「そうですね(ONE N’ ONLYのメンバーで)「風来坊」もよく行くし、この間は同じメンバーの(草川)直弥くんが、どうしても「ひつまぶし」が食べたいって言うから、ふたりで「ひつまぶし」を食べに行きました」

MC「そういう時は支払いは別々で?」

高尾「いや、でも駄々こねてたんで(会場 笑)これは(おごりも)ワンチャンあるぞって思いながら行ったんですけど、ちゃんと半分半分でした。でも、めちゃくちゃ美味しかったです。本格的な「ひつまぶし」は初めてだったので」

MC「「ひつまぶし」といえば、まず普通に食べて、次に薬味のせて、そのあとお出汁かけて、最後は(お好みで)…、4つに分けていただくんですけど、どの食べ方が一番気に入りましたか?」

高尾「いやぁ、お出汁美味しかったです」

たまに見せるピュアな部分にも注目

MC「アクションあり、歌あり、ダンスあり、ラップありで、見どころ満載の本作ですが、見どころをお聞かせ下さい。ネタバレはなしで…」

山下「そうですねネタバレなしか…(「ネタバレしようとしてる?」というツッコミに会場 笑)僕が演じる高坂源二郎はプライドが高くて意志が強い人間なんですけど、劇中ではたまに見えるピュアな部分が垣間見えますので、その細かな感情表現にも注目してくれたらうれしいです」

森「僕が演じた山縣虎太郎は、ヤンキーも恐れるヤンキーということで、とにかく強いので、ご覧になる皆さんを圧倒できたら『僕の勝ち』だなという風に思います、楽しみにしてください」

高尾「僕は(直江)愛之助という役なんですけども、龍之介という弟がいまして、その龍之介を実の弟(BUDDiiSの高尾楓弥)が演じていまして、実の兄弟で兄弟役を演じるというなかなかない経験をさせていただいて、不思議な気持ちになりました。ぜひ、そこに注目して欲しいです」

MC「やっぱり役で演じるの兄弟というのはまた違った感覚ですか?」

高尾「(普段の兄弟の関係性と)似てる部分はあるんですけど、でも、ちょっと照れ臭いなと(笑)」

撮影中苦労したのは???

MC「撮影中苦労したことは?」

高尾「愛之助という役を演じることも苦労したのですが、今回、劇中のダンスの振付をたくさんしたので、そこにも注目していただきたくて、キャラクターごとにジャンルを変えたりして、その特徴を表現することに苦労しました。でも、撮影が終わった後に監督に誘われて編集でどのカットを使うのかまでセレクトさせていただいたので、すごく思い入れがあるシーンがたくさんあります」

森「僕の登場シーンはとにかくアクションが多くて、体を大きく動かしたりだとかがすごく大変で、なにせ僕、体が硬いので足上げたり、ハイキックとか練習するんですけど、こんな感じで(と言いながら実演する)あまり上がらなくて…」と苦笑。その動きに会場の笑いを誘うと「撮影入る前に、稽古(ワークショップ)を組んでもらって、毎日ストレッチをしてました」

高尾「足上げるの結構きついよね~」

森「きついんですよ~。ぐわぁと足を持ちあげられて…ハイキックきつかった」

山下「僕は出番が多くていろんな登場人物との絡みも多くて、感情をコントロールするのはすごく難しかったんですけど、みんなの支えがあって乗り越えられたので、いろんなシーンに注目してもらえると嬉しいです」

夢はでっかくワールドツアー

MC「主題歌は「ONE N’ ONLY」の「We’ll rise again」です。楽曲への思いを、ぜひリーダーでもある颯斗さんから」

高尾「映画の主題歌を担当することも夢だったので、主演映画と同時に叶えられて嬉しかったです。歌詞も映画の内容とリンクしていて、この曲を聞くと映画のシーンがフラッシュバックするので、ぜひ映画と一緒に楽しんでいただけると嬉しいです」

山下「(高尾の話に大きく頷きながら)曲を聞いて、踊ってても『バトルキング!!-We’ll rise again-』の映像がフラッシュバックされるので、映画とともに主題歌も楽しんでもらえたらうれしいです」

MC「本作は、若者の夢がテーマになっています。皆さんの夢を一言で…」

森「僕は映画や音楽を通してみんなに何かしらを届けている活動をしているので、その届けているものがみんなに伝わり、その想いが多くの人に広がり、世の中が平和になればいいな」

山下「ドームツアーをしたいです」

高尾「じゃあ、ワールドツアーで…「ONE N’ ONLY」としてもラテンツアーを4月にしたりするので、夢はでっかくワールドツアー、映画の内容にも沿ってるんじゃないということで」

最後に「短い時間でしたが、皆さんと楽しい時間を過ごせて幸せでした」と舞台挨拶を振り返った山下。「この映画はすごく青春を感じさせ、皆さんに勇気を感じてもらえる作品なっていると思います。是非、最後まで楽しんでもらえたら嬉しいです。最後のエンドロールまで楽しんで下さい」とアピール続く高尾は「ここにいる皆さんは僕らのことが好きだと思うので、そんな皆さんだからこそ、気づいてもらえるような本人と重なるような表現があると思うので、そこも楽しんでもらえたら嬉しいです」と熱心なファンならではの見どころを伝授。最後に森が高尾の話した“僕たちを好きな”という言葉を使い「僕たちが好きな人たちはいろんなメンバーの普段とは違う一面が見られると思いますので、楽しみにしてください」と話すと続けて「ファンじゃない方にも楽しめる作品になっているので、ぜひお楽しみ下さい」と締めくくりました。

第二ボタンがプレゼントに???

先日行われた完成披露試写会で、公開時の入場者プレゼント(オリジナルポストカード)に抽選で劇中衣装の学ランの第二ボタンがプレゼントされることが発表され、この日の名古屋の舞台挨拶では高尾颯斗さんの第2ボタンをプレゼントとして観客の目の間で外されました。応募方法は、公式サイトでチェックして下さいね。

舞台挨拶こぼれ話

東海三県を中心に、北は北海道から南は九州までいろんな場所から参加する方がいた今回のプレミア上映。「北海道から来ました」という言葉に、驚きつつも感謝の表情をにじませていた3人。映画のような、エネルギッシュで、情熱あふれるところを垣間見せつつも、舞台挨拶では愛らしい一面ものぞかせてました。そのギャップも本作の楽しみどころ。映画『バトルキング!!-We’ll rise again-』は、3月10日(金)より全国公開です。ぜひ劇場の大きなスクリーンでお楽しみ下さい。

作品情報

お前らがいたら、誰にも負けねぇ!
ダンスと出会い、俺たちの青春が始まった

「夢に向かって本気になるなんてバカらしい…」と仲間たちとクラブへ入り浸り、喧嘩に明け暮れていた源二郎(山下永玖)は、ひょんなことから全国でも知られている名門アートスクールに侵入して設備を破壊する事件を起こしてしまう。校長の計らいで校内の清掃活動をすることで許されることになる。そこで出会った、ダンスに打ち込む少女、可乃(櫻愛里紗)。源二郎は可乃の誘いで、HIPHOPのDUETダンスの練習相手を務めることになり、「本気で打ち込みたい!」と思い始めていた。そんな時、源二郎たちと対立する山縣虎太郎(森愁斗)との抗争が勃発!仲間たちの危機に自分の想いを抑え、戦いへ向かう源二郎。ようやく夢を見出した源二郎、そして仲間たちの運命は…

作品名:『バトルキング!!-Weʼll-rise-again-』
監督:瀧川元気 
脚本:福谷圭祐
音楽:JUNE
出演:ONE N’ ONLY/山下永玖 高尾颯斗 草川直弥 上村謙信 関哲汰 沢村玲
櫻愛里紗
小川史記 高尾楓弥 森愁斗 岡本聖哉 西田祥 大槻拓也 野瀬勇馬 岩尾春輝 
武藤潤 曽野舜太/テイ龍進/原史奈
主題歌:ONE N’ONLY『We’ll rise again』
配給:S・D・P
2023年|カラー|ビスタ|5.1ch|94分
公式サイト:https://battle-king.com/
©映画「バトルキング!!」製作委員会

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