今月発売の「月刊KELLY」のレギュラーコラム「劇場で観たいこの一本」に書いたのは
10月に開催された東京国際映画祭の時、ソーシャルネットワークの記者会見にいきましてね。
もちろん話題の映画でもありますが、
「ゾンビランド」で大ファンになったジェシー・アイゼンバーグに会いたいという下心のほうが大きかったのです(笑)
記者会見の司会は映画パーソナリティの伊藤さとり嬢。
「ぜひ質問してね」といわれ、アイゼンバーグくんにむけての質問を考えてドギマギしていたのを思い出す。
じつは、その時まだ未見だったんですっ!
でもね、はりきって質問をしましたよ、アイゼンバーグにも
脚本家アーロン・ソーキンさんにも!
そして11月にみたソーシャルネットワークはそれはそれはよくできた作品でした。
インターネット上で人と人との交流の場を提供するSNS(ソーシャルネットワークサービス)の世界最大手 フェイスブックがハーバード大学の学生マーク・ザッカーバーグによっていかにして考案、創設され現代を象徴する巨大カンパニーに成長していくか。
サクセスストーリーだけじゃなく、意見の対立や裏切り、嫉妬、そして成功と挫折など劇中での現在、裁判劇と考案のきっかけから成長していく様を時間軸を交差させていくのです。まるでサスペンスをみているようだった。頭のいいひとたちのマシンガントークの応酬は耳と脳を刺激させてくれます。
アイゼンバーグの成功者なのにどこか憐れを誘う表情に、またしても萌えてしまいました。
必ずオスカーにも絡みますので必見。