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荘厳な世界観と圧倒的な映像美に陶酔
『DUNE/デューン 砂の惑星』
10/15(金)より公開!
原作は未読、デヴィッド・リンチ版も未見のままで試写で鑑賞。
知識ゼロの状態はさすがに不安だったけど、状況がわからず戸惑ったのは最初だけ。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が創造した荘厳な世界観、圧倒的な映像美に陶酔。
多少のわからなさなんてどうでもよくなってしまったw
銀河系間の覇権争いに巻き込まれた青年の運命を、壮大なスケールで描く物語も面白く、複雑な設定も、観ていくうちになんとなく把握できる優しい作り。
とはいえ、最初からわかっていたらもっと没入できたはず。
これは劇場でもう一度観るしかない!
主人公のポールを演じる『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメはひたすら美しく、ヴィルヌーヴが描く世界観にピッタリ。
彼が演じるポールの成長と変化が楽しみ。
さて今回の写真は何の捻りもなく、砂のイメージ。
果てしなく続く砂漠の風景は美しく、舞い上がる砂ぼこりが迫力のバトルをより一層盛り上げていた。
【STORY】全宇宙から命を狙われる、たった一人の青年、ポール・アトレイデス。彼には“未来が視える”能力があった。宇宙帝国の皇帝からの命令で一族と共に、その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる、過酷な<砂の惑星デューン>へと移住するが、実はそれはワナだった!アトレイデス家と宇宙支配を狙う宿敵ハルコンネン家の壮絶な戦いが勃発。父を殺され、巨大なサンドワームが襲い来るその星で、ポールは全宇宙のために立ち上がるのだが…
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ脚本:エリック・ロスジョン・スペイツドゥニ・ヴィルヌーヴ 原作:「デューン/砂の惑星」フランク・ハーバート著(ハヤカワ文庫刊) 出演:ティモシー・シャラメレベッカ・ファーガソンオスカー・アイザックジョシュ・ブローリンステラン・スカルスガルドゼンデイヤシャーロット・ランプリングジェイソン・モモアハビエル・バルデムほか 配給:ワーナー・ブラザース映画dune-movie.jp #DUNEデューン ©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved[フォトdeシネマ]
映画ライター 尾鍋栄里子(おなべえりこ)
映画館バイト→雑誌映画担当→映画ライターと、人生の半分を映画業界の片隅で生きる名古屋人。
朝日新聞、中日新聞、フリーペーパーなどで映画紹介記事を執筆中。
映画フリーペーパー C2【シーツー】web版ブログ〝オー!ナイス!”不定期掲