ただいま、あいち国際女性映画祭の真っ只中です。
今日は「明日天気になる?」の宮﨑信恵監督とトークショーでした。
明日はデンマークの「エスケープ」という映画の上映と、ゲストトークの司会です。
監督とプロデューサーが登壇しますよ。みにきてね〜
http://www.aiwff.com/
さて、先週の取材なのですが、
アップするのをサボっていた「空気人形」の紹介です。
今回は、フライングポストマンにも掲載されるのでよんでね〜
監督は「誰も知らない」「歩いても歩いても」の是枝監督
撮影は、台湾のリーピンビン
美術は種田陽平。
空気人形に韓国の女優 ペ・ドゥナ
空気人形が恋に落ちるのはARATA演じるビデオ屋の店員純一
空気人形の持ち主秀雄は板尾創路
空気人形の産みの親にオダギリ・ジョー
心を持った人形を通して見えてくるのは
人間の豊かさと寂しさ。
生きることに喜びを持つと同時に老いに対しても受け入れる人形ののぞみ。
登場する人間は「今、を受け入れられない人」です。
そう、のぞみのほうが、人間ぽいのです。
すごく泣きました。
切なくて、のぞみをなんとかしてあげたくて。
代用品。
自分も誰かの代用なのか?
ふと考えたりもしました。
この映画をみて
なんだ、ダッチワイフと人間の話か。とそこだけの感想だけのひとは
友だちになりたくないです。
そーいう感性のひととは、お友達にはなれません。
ホントに素晴らしい作品です。
是枝さんは天才!!