俳優・脚本家・映画監督とマルチな才能を発揮する鬼才・佐藤二朗さんが、初の漫画原作を手掛け、自ら脚本・主演を務める映画『名無し』が5月22日(金)より全国で公開されます。

先日発表された第49回日本アカデミー賞にて、映画『爆弾』の怪演で最優秀助演男優賞を受賞したことも記憶に新しい佐藤二朗さん。彼が長年温め続け、一度はお蔵入り寸前となった渾身のプロジェクトが、ついにスクリーンへと解き放たれます。
そしてこのたび、観る者に強烈な違和感を植え付けるポスタービジュアルと、物語の片鱗を映し出す場面写真が公開されました。
映像化不可能とされた“名前のない怪物”の肖像

本作の原点となったのは、佐藤二朗さんが執筆したオリジナル脚本。その過激なテーマゆえに一度は制作が危ぶまれたものの、漫画家・永田諒氏とのタッグにより「HERO’S Web」で連載が実現。サイコバイオレンスとしての圧倒的な強度が話題を呼び、昨年10月に満を持しての映画化が発表されました。
佐藤さんが演じるのは、触れたものを消し去る異能を持ち、数奇な運命を背負った男“名無し”。これまでのパブリックイメージを覆し、セリフを徹底的に排除した「静の狂気」で、孤独な怪物の魂を体現していきます。
監督を務めるのは、『悪い夏』や『嗤う蟲』で人間の深淵をえぐり出してきた城定秀夫。劇中に仕掛けられた謎と、タブーに潜む闇をリアリティと共に描き出すのも注目です。
違和感が加速するビジュアルと豪華共演陣

解禁されたポスタービジュアルには、白昼の商店街で歪んだ表情を浮かべる男の姿が。掲げられた右手には禍々しい血痕が付着し、今まさに凶器を振り下ろそうとする緊張感が漂う。「その狂気は、目に見えない。」というコピーが、目視できない凶器による無差別大量殺人事件の不気味さを際立たせています。

また、一挙解禁された場面写真では、物語を動かす重要人物たちの姿も。“名無し”の異能を目の当たりにする警察官・照夫役に丸山隆平さん。幼少期から彼に寄り添う花子役のMEGUMIさん。そして凶行を追う刑事・国枝役の佐々木蔵之介さんと、実力派が競演。



少年時代の凄惨な境遇から、白昼のパニックへと繋がる断片的なカットは、予測不能な展開を予感させます。
主題歌は次世代を担うNovel Coreが担当
本作を彩る主題歌には、日本武道館公演を成功させるなど躍進を続けるNovel Coreの新曲「名前」が決定。自らのアイデンティティを問うような楽曲タイトルが、名前を持たない主人公の物語とどのように共鳴するのか、音楽ファンからも熱い視線が注がれます。
日常が惨劇へと塗り替えられる瞬間、私たちは何を目撃するのか。
映画『名無し』は 5 月 22 日(金)より全国公開です。
作品紹介
【ストーリー】白昼のファミレスを襲った無差別大量殺人事件。防犯カメラに残された容疑者の中年男。
被害者は誰もが鋭利な刃物のようなモノで切りつけられていたが、映っているはずの凶器の姿だけが目視できない。鍵を握るのは男の右手。
その手が向かう先には必ず何かが起こる。目に見えない力の秘密に隠された、恐るべき真実から逃がれることはできるのか?
原作・脚本:佐藤二朗
出演:佐藤二朗 / 丸山隆平 MEGUMI / 佐々木蔵之介
監督・共同脚本:城定秀夫
配給:キノフィルムズ
©佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ ©2026 映画「名無し」製作委員会
2026 年|日本|カラー|原作:佐藤二朗「名無し」(HERO’S Web)
公式 HP:https://774movie.jp
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