世界中の映画祭を席巻しているアニメーション映画『アメリと雨の物語』の吹替版完成披露試写会が3月10日に東京都内で行われ、日本語吹替版で主人公・アメリの声を担当した永尾柚乃さんをはじめ、アメリの母ダニエル役の日笠陽子さん、カシマさんを演じた深見梨加さん、劇中歌を担当したやなぎさわまちこさんが登壇し、作品への思いやアフレコの裏話を語りました。
永尾柚乃の「生アフレコ」に共演者も大絶賛
台本を読んだ際に「この作品に出会えてよかった、アメリになれて嬉しい!」と喜びを感じたという永尾さん。当日は、アメリの衣装に寄せた襟元のフリルと鮮やかな緑色が印象的な洋服で登場しました。

イベントでは、劇中のワンシーンの生アフレコに挑戦。大好きなニシオさんと庭の散策に出るシーンを、繊細なリアクションも含めて見事に完全再現しました。最前列で見守った深見さんは「吹替で笑うという演技はすごく難しいが、天真爛漫で自然な笑いが表現されている」と語り、日笠さんも「見入ってしまった!作品に溶け込める役者なんだと思った」と、その実力に太鼓判を押しました。
2歳半で「自分は神」!? 登壇者の“神がかった”エピソードとは?
永尾さんは自身の役作りについて、「アメリは2歳半で自分のことを神だと思った女の子。どんな喋り方、どんな雰囲気なんだろう?ということを常に意識して演じました」と振り返りました。

自らを「神」だと信じていたアメリの設定にちなみ、自身の「神」な瞬間について問われると、永尾さんは「横断歩道で、一回も信号で止まることなく学校に行くことが出来た」と可愛らしいエピソードを披露。日笠さんも「屋久島に行く予定で、本来乗るはずの飛行機が欠航になるはずだったが、一つ早い便に乗ることができ、無事目的地にたどり着くことができた」と奇跡的な体験を明かしました。
1960年代の日本を描く、イマジネーション溢れる世界
本作は、神戸生まれの作家アメリー・ノートンによる自伝的小説「チューブな形而上学」が原作 。1960年代の日本で生まれたベルギー人の女の子・アメリの目覚めと成長を描いています。深見さんは「外国の方が描く日本ということで、どんな作品なんだろうと思っていたが、自分の知っている当時の日本が映し出されていた」と作品のディテールを高く評価しました。
さらにイベントでは、早見沙織さんからのボイスメッセージや、マイリス・ヴァラード監督から特別に描き下ろされた永尾さんとアメリの2ショットイラストも披露され、会場を沸かせました。

最後に永尾さんから「とてもすてきな映画なので、たくさん映画館で観ていただけると嬉しいです!」とメッセージが送られ、イベントは幕を閉じました。

映画『アメリと雨の物語』は3月20日(金・祝)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開です。
作品紹介
【ストーリー】1960年代日本—神戸で生まれたベルギー人の小さな女の子アメリ。彼女の成長を描く物語。外交官の家庭に生まれ、2歳半までは無反応状態だったアメリ。その後、子ども時代に突入した彼女は自らを「神」だと信じ、魔法のような世界を生きている。家政婦のニシオさんや家族との日々の生活は、彼女にとって冒険であり、新たな発見の連続。少しずつ変化していく。しかし、3歳の誕生日に人生を変える出来事が起こり、彼女の世界は大きく変わっていく…。
監督:マイリス・ヴァラード、リアン=チョー・ハン
原作:「チューブな形而上学」(アメリー・ノートン著)
音楽:福原まり
声の出演(日本語吹替版):永尾柚乃、花澤香菜、早見沙織、森川智之
2025年/フランス/フランス語・日本語/77分/カラー
配給:ファインフィルムズ
© 2025 Maybe Movies, Ikki Films, 2 Minutes, France 3 Cinéma, Puffin Pictures, 22D Music
公式 littleamelie-movie.com




