ゆーと。のピースオブシネマVol.32『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日

探偵、SF、忍者、etc.. てんこ盛りで不思議な世界観!!!

ゆーと
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こんにちは!優斗です。

『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』

昨年、内田監督に都内の現場に呼んで頂いた際、ロケバスを降りた解散場所が新宿駅でした。夜だったこともあり、監督から「向こう(歌舞伎町方面)は近づいちゃダメよ」と優しく言われました。そして今作はその近づかないように言われた街、”歌舞伎町”が舞台でした。
ネオンが眩く、人で溢れかえるその街には、たくさんの人間の欲望が交差し、さまざまな人間がいて、皆んなにそれぞれのドラマがある。それを探偵という視点で掘っていくのが観たことあるようで無かったので、とても面白かったです。

 

 

 

 

そしてなんといっても、主演の伊藤沙莉さんのビジュが良い!!!かわいい!!!
髪の毛のインナーカラーが僕の好みで良き!!!

一度だけリアルでも拝見したことのある北村有起哉さん、スクリーンを飛び越えてくるオーラがとてもカッコ良かったです。他の作品でもヤクザ役をしていましたが、非常に似合います。そして、伊藤沙莉さんん演じる忍者の竹野内豊さんをはじめとしたクセのある個性豊かすぎるキャスト陣のお芝居も今作の不思議な世界観を盛り上げる要素になっていて面白かったです。

狭いバーを中心にどちらかというと劇や舞台の様な雰囲気で物語が動いて行き、さまざまなカオスが入り乱れる街で
ホストとの恋に溺れる人、略奪愛、超年の差恋愛する人、
全6章で構成されていて、1章ごとに少しずつ、人や物語が絡み合っていき、
「きっとこんな人達が本当にいるんだろうなぁ〜」と思いながら観ていました。みんな何かを抱えていて、人生で一度だけ道ですれ違っただけのアノ人の人生にも物語があるんだという普遍的なテーマが、随所で笑える部分もあるので、シリアスなパートでも今作の世界観だとスウゥ〜っと入ってきます。劇場でも笑い声がちらほら聞こえました。

 

 

 

 

 

最近、疲れた人は伊藤沙莉さんに癒しを求めに、この作品を観てみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

では、また次回!

伊藤沙莉 北村有起哉 宇野祥平 /竹野内豊
監督:内田英治 片山慎三 脚本:山田能龍 内田英治 片山慎三 音楽:小林洋平

プロデューサー:菅谷英智 藤井宏二 尾関玄 キャスティング:伊藤尚哉 撮影:岸建太朗 照明:尾崎智治 録音:平直樹 助監督:井手博基 美術:松塚隆史 衣装:百井豊

ヘア&メイク:板垣実和 編集:小美野昌史 サウンドデザイン:岩丸恒 アシスタントプロデューサー:藤田航平 宣伝プロデューサー:泉真人 制作担当:今井尚道

製作:「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会(東映ビデオ S-SIZE Alba Libertas 吉野石膏)

制作プロダクション:Libertas 配給:東映ビデオ

©2023「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会

 

ゆーと。

映画観賞:年間200本
将来は映像監督めざしています!初の短編映画製作しました。Twitter @yutomiyake

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