Ola-!
映画ナビゲーターのヴィトルです。
毎週水曜日は東海ラジオ
『OH! MY CHANNEL!』の番組内で最新の映画を紹介しています。
今回はひとりの高校生が作った応援曲の誕生に隠された感動の実話『20歳のソウル』を紹介しました。
「物語」
市立船橋高校の吹奏楽部に所属する浅野大義(神尾楓珠)さん。
彼は野球の強豪校でもある市船・野球部のためにオリジナル応援曲を作ろうと決意します。
同じ吹奏楽部の親友の力を借りて書きあげた曲は『市船ソウル』。
その曲は試合で演奏されるとたちまち得点を呼ぶ”神応援曲”と呼ばれるようになる。
やがて高校を卒業し音楽教師を志し進学した大義さんの身体にある日突然、異変が襲います。
診察の結果、彼の身体はガンに侵されていた…
今作は『市船ソウル』の誕生秘話を描いた実話なのですが、音楽を聴く上でバックグラウンドを知ることはすごく重要なんだな!と思わせてくれる作品でした。
ただの音楽が全て知ってから聴くと全くの別物となり自然と涙で溢れました。
改めて”音楽の力”の凄さを感じさせてくれました。
誰かを想って作った楽曲だから観ているこっちにもちゃんと届くんですよね。
本当に素晴らしかったです。
ガンを患って20歳という短い生涯を駆け抜けたお話なので悲しい内容のはずが希望に満ち溢れた物語にもなっていてすごく前向きになれるし、自分がこれから生きていく上で大切にしていきたい言葉もたくさん出てきます。
青春時代にこの作品と出会っていたらもっと毎日を全力で生きていかないと!と背中を押してくれます。
浅野大義さんの人生を通して1日1日を無駄にせず強く生きる意味の大切さを教えてくれる作品です。
皆さんも背中を押してくれる音楽はありますか?
僕はAIさんの『パピネス』を聞いて笑顔でいる事の大切さを教わりました。
それでは。
また来週〜
チャオチャオ〜
ヴィトル
広告、雑誌、コマーシャルモデルとして東海地区を中心に活動をはじめ、2009年から中京テレビ『ラッキー!!』でテレビデビューし、タ レント、リポーター、また、映画好きが高じて日本の俳優、ジョニーデップ、クリスプラットなどハリウッドス ターなど映画インタビュアーとして活動の場を広げる。イベントは、バブルラン 、ウォーリーラン、ミニオンズランなどランフェ スのMCをきっかけにDJとしてもデビュー。昨年は「あいちトリエンナーレ」にも参加。
「20歳のソウル」公開中 監督 秋山純