イギリスを代表する作家、ケネス・グレーアムの児童文学「たのしい川べ」を原作にしたミュージカルを映像化した『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』。お金持ちで破天荒なカエルのミスター・トードと仲間たちが繰り広げる冒険と友情の物語。人間社会にも良く似た世界で動物たちが繰り広げる、スリリングかつユーモアとウィットに富んだ世界を『ゴスフォード・パーク』や『ダウントン・アビー』で知られる脚本家、ジュリアン・フェロウズ描きだします。
目次
富豪のカエルがそのスピードに魅せられて
『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』の主人公は、カエルのトード。お金持ちで新しいもの好きな彼は、猛スピードで駆け抜けていく自動車と出会ったことから、そのスピードに魅せられます。次々と新しい車を買っては事故を起こす。周囲に迷惑をかけながらも、思うまま好き勝手に行動する彼は、ともすれば「イラっと」させられるキャラクターになってしまうのですが、そこはルーファス・ハウンド。イラっとするけど憎めない魅力的なキャラクターに昇華させていて、トードがたどる猛スピード劇にハラハラドキドキさせられます。そして、そんな彼に苦言を呈しながらも、窮地に陥った時には、助けてくれるしっかり者のネズミのラッティーや心優しいモグラのモールとの友情にもグッときます。また、本作ではトードを陥れるギャングとして登場するイタチの親分チーフ・ウィーズルのワルっぷり、その手下でオコジョが登場するんですけど、彼らのダンスややりとりも見どころのひとつです。
気持ちはロンドン・パラディウム劇場の臨場感がスクリーンに
本作はロンドン・パラディウムで上演された演目を特別に撮影したもの、だから舞台を観劇しているような臨場感を楽しむことができます。劇中を彩る楽曲の数々はミュージカル『メリーポピンズ』のジョージ・スタイルズ(作曲)とアンソニー・ドリュー(作詞)が手がけていて、ワクワクする気分を盛り上げてくれます。そして、シネマ版の監督を務めるのは、2012年オリンピック開会式の映像監督でもあるティム・ヴァン・ソメレン監督。演出は「オズの魔法使い」の芸術監督や「不思議の国のアリス」などの演出経験を持つレイチェル・カヴァノー。舞台の美術やセットも凝ってて楽しめますよ。
【動画】『ザ・ウィローズ』予告編
『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』非売品プレスシートを3名様にプレゼント!
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■ 締切 7月24日(日)
【動画】モグラのモール役クレイグ・メイザーさんのインタビュー
本作で、モグラのモール役を演じたクレイグ・メイザーさんは、ミュージカル・舞台俳優として活躍する傍ら、楽曲制作にも取り組んでいるミュージシャン。モグラの動きや生態を学ぶため、モグラに関する本も買ったのだとか。モールがメガネをかけているのは、モグラは視力が弱いから。演じたモールは、好奇心旺盛なキャラクターというところで、鼻を突きだしてあちこち探る動きを取り入れたそうです。
『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』作品紹介
破天荒なミスター・トードの屋敷に、チーフ・ウィーズルとギャングたちが襲い掛かる。果たして、ミスター・トード、モール、ラッティー、バジャーとミセス・オッターは、この危機を乗り越えられるのか!? 沢山の動物たちが繰り広げる、冒険と夢の物語。「仲間」たちも加わり、スリリングな旅が待ち受けている。さあ、あなたも、スーパーカーに飛び乗り、一緒に出掛けよう!
作品名:ザ・ウィローズ The Wind in the Willows 演出:レイチェル・カヴァノー 脚本:ジュリアン・フェローズ 作曲:ジョージ・スタイルズ 作詞:アンソニー・ドリュー 原作:ケネス・グレーアム シネマ版監督:ティム・ヴァン・ソメレン 出演:ルーファス・ハウンド(ミスター・トード役) サイモン・リプキン(ラッティー役) クレイグ・メイザー(モール役) ニール・マクダーモット(チーフ・ウィーズル役) デニース・ウェルチ(ミセス・オッター役) ゲイリー・ウィルモット(バジャー役) 配給:松竹 上映時間:131分 ©Marc Brenner ©BroadwayHD/松竹
【松竹ブロードウェイシネマ 公式アカウント】
■https://broadwaycinema.jp/
■Twitter @SBroadwayCinema
■Instagram shochikucinema
■www.facebook.com/ShochikuBroadwayCinema
「松竹ブロードウェイシネマ」とは?
現代の舞台の本場はやはりアメリカ・ニューヨークのブロードウェイ。でも、そう簡単にニューヨークへ足を運ぶ事はなかなか難しい。そこで、お手頃な価格でゆったりと本場ブロードウェイの舞台を中心に数々の傑作を映画館でお楽しみ頂きたい―そんなコンセプトから誕生したのが、「松竹ブロードウェイシネマ」。松竹は映画や歌舞伎・演劇、その他沢山のエンターテイメントを扱っている、言ってみれば「総合芸術」な会社。だから映画と舞台の融合だって不思議じゃない。日本映画史上初で、ブロードウェイの舞台を松竹が“映画館”から皆様へ、《最高な形》でお届けします!
『ザ・ウィローズ The Wind in the Willows』は、2022年7月8日(金)より東劇(東京)、なんばパークスシネマ(大阪)、ミッドランドスクエア シネマ(名古屋)ほか全国順次限定公開