ゆーと。のピースオブシネマVol.19『線は、僕を描く』

緊張感×疾走感×和! 描いて描いて描きまくる、王道青春ドラマ!

ゆーと
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こんにちは!ゆーと。です! 今回は「線は、僕を描く」の感想です。

横浜流星さん演じる主人公の霜介は、ひょんなことから水墨画をやってみることになり、一気にその魅力に ハマっていき、、、、という、ざっくりしたあらすじなのですがもう流星さんが、眩しすぎるんです!今作!そして「和」を基調とした作品の雰囲気に映えすぎて、同じ男として嫉妬しました。

何かに集中、夢中になっている姿がカッコ良すぎます。作品の冒頭では、なんとも弱々しい人間を演じてい るのですが、水墨画の虜になるにつれて少しずつ自尊心を取り戻し変わっていく。 その冒頭のシーンとの対比というか、お芝居の幅が大きいのに全て繊細で、流星さんは常に目がキラキラし ていて。

そういった、繊細な人間性は彼が描く水墨画にもしっかり投影されていくんです。 そしてその描いているシーンの緊張感と疾走感がスタイリッシュな映像美によって、もう圧巻でした。

 

 

 

技術や能力だけではすべてを表現しきれないものが水墨画であり芸術なのです。見る人が見れば、そこ(作 品)には命や魂までも感じる。この作品には、もちろん沢山の水墨画が登場するのですが、白黒だけでは決してなくて、なんだか鮮やかに色付いて見えてしまうのです。やっぱり知らない間に我々にも伝わってくるのですね。

僕が線を描くけど“線が僕を描く”のが水墨画という芸術で、いま感じている全ての感情 (自分が気づかない内面の内面まで)を表現できる素晴らしいものなのだと、僕も水墨画に 2 時間釘付けにな りました。

 

 

 

 

水墨画という芸術によって、水につけた墨のようにサァーっとゆっくり広がって深まっていく人間関係。 そして、今作「線は、僕を描く」という芸術作品を観た我々の人間関係もきっと、広がりと深みをもたらすでしょう。と期待します。

透き通った気持ちが、水墨画を描くかっこいい姿によっていいテンポで 2 時間進んで、気持ちのいい終わり方 と余韻でした。

芸術はすばらしい!僕も表現したくなりました!

ゆーと
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では、また次回!

プレゼントページ

10/21公開『線は、僕を描く』よりオリジナル筆ペンを1名様にプレゼント!

作品概要

【ストーリー】大学生の青山霜介はアルバイト先の絵画展設営現場で運命の出会いを果たす。白と黒のみで表現された【水墨画】が霜介の前に色鮮やかな世界となって拡がる。水墨画の巨匠・篠田湖山に声をかけられ、霜介は【水墨画】を学び始める。【水墨画】は筆先から生み出される「線」のみで描かれる芸術。描くのは「命」。霜介は初めての【水墨画】に戸惑いながらもその世界に 魅了されていく…。

作品名:『線は、僕を描く』
原作 :砥上裕將「線は、僕を描く」( 講談社文庫)
監督:小泉徳宏( 『ちはやふる』 『カノジョは嘘を愛しすぎてる』)
出演 :横浜流星
清原果耶 細田佳央太 河合優実
矢島健一 夙川アトム 井上想良 / 富田靖子  
江口洋介 /  三浦友和
配給:東宝
公式サイト http://senboku-movie.jp
公式Twitter @senboku_movie
公式Instagram https://www.instagram.com/senboku_movie/
©砥上裕將/講談社 ©2022映画「線は、僕を描く」製作委員会

ゆーと。

映画観賞:年間200本
将来は映像監督めざしています!

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