感動の実話!「義足のボクサーGENSAN PUNCH」プロデューサーで主演の尚玄さん舞台挨拶&インタビュー

別に特別なんかじゃない―
義足のため日本でプロの夢を絶たれた男が
フィリピンでプロボクサーを目指した感動の実話「義足のボクサーGENSAN PUNCH」

監督は、『キナタイ -マニラ・アンダーグラウンド-』(09)で第62回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞したフィリピンの名匠ブリランテ・メンドーサ。不条理な社会でもがきながら懸命に生きる人々を撮り続けてきた社会派監督が、義足のために日本でのプロボクシングライセンスが取得できず、フィリピンに渡りプロボクサーを目指した実話を基に、夢をあきらめない若者を描いた感動の物語。

主演は沖縄出身で国際的俳優として活躍している尚玄。本作ではプロデューサーのひとりに名を連ね、ボクサー体型を見事に作り上げました。

 

 

 

 

公開2日目の6月11日(土)、ミッドランドスクエアシネマで公開記念舞台挨拶が行われ、主演&プロデューサーを担当した尚玄さんが登壇!

シネマピープルプレスでは、舞台挨拶後、全国PRキャンペーンが一段落した尚玄さんに、企画から8年かけて映画公開となった今のお気持ちをお聞きした。

尚玄 Shogen (津山尚生役)

2004年、戦後の沖縄を描いた映画『ハブと拳骨』でデビュー。

三線弾きの主役を演じ、第20回東京国際映画祭コンペティション部門にノミネートされる。その後も映画を中心に活動するが、2008年NYで出逢ったリアリズム演劇に感銘を受け、本格的にNYで芝居を学ぶことを決意し渡米。現在は日本を拠点に邦画だけでなく海外の作品にも多数出演している。近年の出演作に『ココロ、オドル』(19)、『Come & Go』(21)、『JOINT』(21)など。今後『Sexual Drive』(22)、『DECEMBER』(23)の公開を控えている。

STORY

沖縄で母親と2人で暮らす津山尚生は、プロボクサーを目指し日々邁進している。ひとつだけ人と違うのは、幼少期に右膝下を失った義足のボクサーであること。ボクサーとしての実力の確かな尚生は、日本ボクシング委員会にプロライセンスを申請するが身体条件の規定に沿わないとして却下されてしまう。夢をあきらめきれない尚生はプロになるべくフィリピンへ渡って挑戦を続ける。そこではプロを目指すボクサーたちの大会で3戦全勝すればプロライセンスを取得でき、さらに義足の津山も毎試合前にメディカルチェックを受ければ同条件で挑戦できるというのだ。トレーナーのルディとともに、異なる価値観と習慣の中で、日本では道を閉ざされた義足のボクサーが、フィリピンで夢への第一歩を踏み出す。

●監督:ブリランテ・メンドーサ

●出演:尚玄、ロニー・ラザロ、ビューティー・ゴンザレス、南果歩…ほか

 

(C)2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会

 

 

 

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