お正月映画試写追い込みです!
2日間で7本みました。
ヴァンサン・カッセル主演
1960〜79フランスを震撼させたフランスに実在した伝説のギャングスター、ジャック・メスリーヌの若き日の姿を描いたフィルム・ノワールパート1と海外でも悪名をはせたフランスの犯罪王、ジャック・メスリーヌがフランスに帰国し、大胆な手口で銀行強盗と脱獄を繰り返し命を落とすまでを描いたパート2。合わせて約4時間強。見応えたっぷりです。12月5日公開(名演小劇場)
(C) 2008 LA PETITE REINE M6 FILMS
このメスリーヌも当時「パブリック・エネミーズ=社会の敵」と呼ばれたのですが、
アメリカには1933年に同じような犯罪王がいたのです。
12月12日公開なのはジョニー・デップ主演「パブリック・エネミーズ」パブリック・エネミーズ
大恐慌時代のアメリカに実在した伝説のアウトロー、ジョン・デリンジャーと彼の恋人との逃亡劇を描いたラブストーリー。
メスリーヌとお話の内容はそっくり。銀行強盗×脱獄は似てしまうのでしょうか。
仏と米のアクションの描き方はこんなにも違うんだと、比較できてどちらもとても私は楽しめました。
ただ、パイレーツのジョニデ、ティムと組んでいるジョニデを期待したらいけませんよ。
珍しくフツーの人を演じていますのでそのあたりはお手柔らかに。
恋人役のコテヤールがかわいい!
3本目はティンカーベルと月の石。
カワイイ!!全部で4本のティンカ映画が製作されるのですが、1作目以降はDVDスルーといわれていたので公開できてよかった。今作はティンカの成長ぶりを母のように見守りながら、美しいネバーランドの世界にどっぷりハマリました。12月23日水曜日ロードショー
4本目は「脳内ニューヨーク」
難解でした。けど興味深いえいがです。
『マルコヴィッチの穴』『エターナル・サンシャイン』の脚本家、チャーリー・カウフマンが監督デビューを果たしたエンターテインメント・ムービー。人生に行
き詰った人気劇作家が、自分の人生を再生するため、壮大な芸術プロジェクトの構想を思いつく。主人公をオスカー俳優フィリップ・シーモア・ホフマンが好演 してます。なんどもいいますが、この人まだ30代だよね????
無限の想像力をかき立てられる予測不能な脚本や、斬新な映像などチャーリー監督の非凡なセンスと独創性に着目デス。
脳内ニューヨークシネマテークにて12月末公開
つづいて、ウルルの森の物語
ファンタジーです。
雄大な北海道の自然を背景に、幼い兄妹がオオカミの赤ちゃんと出会い、精神的な成長を遂げてい
くストーリー。2007年の『マリと子犬の物語』のスタッフとキャストときいて、納得。
不覚にもちょっと泣いた。愛くるしい狼のウルル、キタキツネ、エゾシカ、エゾリスなどの野生動物の、
のびのびとした姿にも心癒やされる・・のですが、
先日、ジビエ料理でエゾシカを食べたばかり。心が痛みました。12月19日公開
最後は、THE 4TH KIND
UFOは未来からではなく、過去からずっと私たちを監視している説を信じているわたしにとっては
ビンゴ!なお話。
未解決の死者や行方不明者が多発するアラスカ州ノームを舞台に、原因不明の現象の究明に迫る衝撃的な実録スリラー。映像の使い方はいままでになく面白い。
2000年に起こった凄惨な出来事の渦
中にいた心理学者が録画した記録映像の一部を本編に用い、ミラ・ジョヴォヴィッチが主演するドラマと絡めてその異変を描
くのです。犠牲となった人たちの混乱と悲痛な叫び声、さらには現実のものとは思えないショック映像!!
いやー刺激的でおもしろかった。12月23日公開です。
MOTION PICTURE COPYRIGHT (C) 2009 GOLD CIRCLE FILMS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
明日からも続くよ、お正月映画特集、乞うご期待!