東日本大震災を背景に、記憶の改ざんや存在の不確かさを描いたヒューマンミステリー。
東日本大震災で亡くなったと思われていた元恋人が「生きているかもしれない」との怪情報を聞き彼女をさがす旅に出た男の姿を描く。
春樹役に『恋の罪』『こっぱみじん』『走れ、絶望に追いつかれない速さで』などで注目を集めた小林竜樹を迎え、共演者にインディーズ映画から『シンゴジラ』といった大作、『anone』などの TV ドラマまで幅広く活躍する川瀨陽太、友情出演に烏丸せつ子、昨年、映画界を盛り上げた『カメラを止めるな』の長屋和彰らが脇を固める。また「カメラを止めるな」の上田慎一郎監督が監督補として参加しています。
監督・脚本は劇場公開作品としては長編デビューとなる大塚信一。
200代で長谷川和彦監督に師事、本作品で2019カナザワ映画祭「期待の新人監督」にエントリーされ好評を得、遂に劇場デビューを果たした。
普段はラーメン屋で働き、家族を養い、それでも映画を作るという夢を諦めなかった大橋信一監督、古くから付き合いのあるという名優川瀬陽太さん、監督のイメージ通りの主人公を演じた小林竜樹さんに
映画パーソナリティの松岡ひとみがお話を伺いました。
それではお楽しみください!
〈監督プロフィール〉 監督/脚本 大塚信一 1980年生まれ。長崎県出身。日本大学文理学部哲学科卒。20代前半に長谷川和彦に師 事。飲食店で働きながら『連合赤軍』のシナリオ作りの手伝いをする。『いつか読書する 日』(05 緒方明監督)などの現場に制作として散発的に参加するが、映画の現場からは 離れる。基本的にラーメン屋での勤務で生計を立てながら、自主映画を制作するが、完成ま で至らず。今作『横須賀綺譚』ではじめて映画を完成させる。
『横須賀綺譚』公開情報 2020年7月11日(土)より 新宿k`sシネマにてレイトショー
出演:小林竜樹、しじみ、川瀬陽太、湯舟すぴか、長屋和彰、烏丸せつこ 監督/脚本:大塚信一
撮影/照明:飯岡聖英
メイク :大貫 茉央
録音/整音:小林徹哉
美術応援:広瀬寛己
監督補:上田慎一郎
宣伝美術:西垂水敦
助監督:小関裕次郎、植田浩行
制作:吉田 幸之助
2019年/日本/86分/カラー/ビスタ/ステレオ/DCP
公式ホームページ:https://www.yokosukakitan.com/