梅雨明けですね〜〜
ピーカンの中、アウトドアしたい!映画も見にいきたい。
でも感染が怖い!
それはだれでも同じですね。
そんなみなさんに、ぜひ知っていただきたい映像があります。
映画館の空気の流れを“見える化”「映画館の換気実証実験」の動画です。映画館での空気の流れを可視化した《換気実証実験》の3分弱の映像です。
およそ20分ごとに館内の空気が入れ替わっていることが確認できます。この事実だけでもぜひ広めたいです。
3分ほどです。おつきあいください。
映画館に対する一般の方へのアンケートを分析すると
、感染症における「映画館が危ないと感じる理由」に、
換気に対する疑念が多くありました。
そこで、「映画館の換気」について、
興行場法で定められた映画館での空気の流れを「可視化」する実験をミッドランドシネマ名古屋空港のスクリーンで行ったのです。
その実験映像を公開する記者発表会が先日、ウィルあいち(愛知県女性総合センター)で行われました。
シネピーは、司会でお手伝い。
映画興行においては、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」に
おいて示されたガイドライン作成の求めに応じ、業界独自のガイドラインを全国興行生活衛生同業組合連合会により策定し、
各興行会社・映画館が一体となって感染防止策を実施中です。
この実証実験に立ちあっていただいた愛知医科大学病院 感染症科三鴨教授曰く、本来、映画館はお喋りのない場所。
ですから、三密に一つ「密接」については比較的回避出来ていますと。
また、全ての映画館で席を一つ飛ばしにするなど、
入場者数を制限して「密集」も和らげています。
では、多くの方が心配されている3つ目の「密閉」はどうなの?
元々映画館というのは、窓のない場所ゆえ30立米の換気能力が必須という非常に厳しい建築基準があります。
これはオフィススペースの1.5倍だそう!CO2の量を感知して1時間に3回、
空気が入れ替わるようになっています。しかし、言葉だけではわかりません。
今回これを可視化(見せる化)すべく、実際にスモークを焚き、
排気と吸気を作動して実験したところ、20分でほぼ入れ替え完了となりました。
「密閉」という条件も十分クリアしていると言える結果となったようです。
この検証をするまで、その目で見るまで三鴨教授は映画館の換気についてできているのか、実際のところ半信半疑だったそうです。
そして、「もちろんゼロリスクではありません。
感染症の専門家として全てNOというのは簡単なこと。しかし、経済を動かすことも考えなければいけません。」
このように可視化した今回の実験映像を今後は、幕間CMとして全国の映画館で
上映していく予定です。
● 生活衛生同業組合 愛知県興行協会
http://www.a-eiga-k.or.jp/index.html
記者会見の様子(撮影:シーツーシネマ情報局)