『新劇場版☆ケロロ軍曹』公開直前イベント! あの「裏タママを意識」 粗品は自身の“降板リスク”で会場を沸かす

16年ぶりのスクリーン侵略へ!
『新劇場版☆ケロロ軍曹』公開直前イベント

1999年の連載開始から愛され続け、アニメ放送開始20周年を迎えた『ケロロ軍曹』。記念すべきアニバーサリーイヤーを彩る16年ぶりの新作映画『新劇場版☆ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります!』の公開を間近に控えた6月16日、有楽町朝日ホールにて公開直前イベントが開催されました。

満員御礼の客席からの大きな拍手に迎えられステージに姿を現したのは、ケロロ軍曹役の渡辺久美子さん、タママ二等兵役の小桜エツコさん。さらに、本作の宣伝隊長でありオープニング曲と主題歌を担当、研究員ロボ役も務めるあのさん、同じくオープニング曲を歌唱し、渋谷の男性役で声優出演する粗品さんも駆けつけました。

本作は、『銀魂』シリーズやドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズで知られるコメディ界のヒットメーカー・福田雄一氏が脚本・総監督を務めることでも大きな注目を集めています。スクリーンに帰ってくるへっぽこ宇宙人たちと、新たなクリエイター陣との融合に期待が高まるなか、イベントは終始笑いに包まれる賑やかな時間となりました 。

セーブポイントからの再開!? 変わらない小隊の絆とアフレコ秘話

話題は早速、久しぶりにオリジナルキャストが顔を揃えたアフレコ現場の裏側へ。長年シリーズを牽引してきた渡辺さんは、16年ぶりの劇場版収録について「久しぶりの再会というよりも、続きって感じです。セーブポイントからまたやろっかみたいな(笑)」と、ブランクを全く感じさせない自然体な空気感であったことを明かします。

一方の小桜さんは、個性豊かな小隊メンバーたちの収録中の様子を暴露。

小桜「私と子安さん(クルル曹長役)がぺちゃくちゃ無駄話して、草尾さん(ドロロ兵長役)がそれを諌めてくれて、遠くから中田さん(ギロロ伍長役)が楽しそうに見ているんです。渡辺さんは自分のことでいつもテンパってる感じです(笑)」

その言葉からは、役柄そのままの関係性でスタジオに集う、長年培われた確かな絆がうかがえます。

あの&粗品の溢れるケロロ愛
「裏タママ」意識のデスボイスも

そんな声優陣のやり取りを微笑ましく見守っていたあのさんと粗品さんは、実は大の『ケロロ軍曹』ファン。

好きなキャラクターを問われたあのさんは、「個性豊かで可愛くて全員本当に大好き」と前置きしつつ、「しいて言うならタママです」と回答。これには小桜さんも「やっほー! 嬉しいです!」と満面の笑みで応えます。「タママインパクトが大好き。僕もタママと同じで周りの目も気にせず暴走しちゃうタイプなので親近感があって」と、自身のキャラクター性ともリンクする部分を魅力として語りました。

粗品さんは「ギロロが大好きです。夏美に一途なところがやっぱり男として痺れますね」と、ギロロの不器用ながらも真っ直ぐな漢気に惹かれている様子。

続いて話題は、本作を彩る楽曲の制作秘話へ。あのさんが書き下ろした主題歌「貸しっぱなしデスティニー」と、ano & 粗品の強力タッグによるオープニング曲「また帰ってきたケロッ!とマーチ」。渡辺さんは「『ケロロ軍曹』の世界観にぴったり」と二人の起用を手放しで絶賛します。

小桜さんが「主題歌のデスボイスって裏タママを意識されているんですか?」と鋭い質問を投げかけると、あのさんは「そうです! 裏タママを意識しました」と即答。「少しギャグっぽく『漫画返せ』ってことをエモく歌っている。漫画を貸し借りできた運命みたいなものも大切にしたい」と、作品の世界観に寄り添いながら紡ぎ出した楽曲への深い愛情を明かしました。

粗品、まさかの降板リスクに言及!? 夏に復活させたいエピソードも


『M-1グランプリ』や『R-1ぐらんぷり』での圧倒的な実績に加え、近年は音楽活動など多方面で異彩を放つ粗品さん。本作で声優としてオファーを受けた際の心境を問われると、持ち前の鋭いユーモアで会場を沸かせます。

粗品「めっちゃ嬉しかったです。オファーにリスクのある人間なので(笑)。そんな中、ケロロチームはオファーしてくれて嬉しかったんですけど、妖怪に憑りつかれてアツくなる渋谷の男性役で、すぐにでも切り離せる役でした」

自らのパブリックイメージを逆手にとった自虐的なツッコミに、客席からは大きな笑いが起こりました。

イベント後半では、本作のタイトルにちなみ「この夏復活させたいこと、または再挑戦したいこと」をフリップで発表 。「ソロキャンプ」を挙げた渡辺さんが「細々したことするのが好きで意外にケロロっぽい」と語れば 、小桜さんは「床面積」と書き、「最近片付けて大分床が見えてきたのでこの夏は片付けを頑張りたい」とリアルな日常の目標を掲げます。

あのさんは「部屋のそのへんに落ちている服を着てたんです」と告白しつつ、「家を綺麗にしたので、これまで埋もれてた服を着ておしゃれして家を出たい」と回答 。そして粗品さんは「ウォーキング」と答え、大阪でブルーハーツの曲を大音量で歌いながら歩いていた際、見知らぬおじさんが並走してハモリを入れてきたという恐怖体験を披露し、東京でのリベンジを誓いました。

終盤の挨拶で、あのさんが「いろんな意味で問題作です(笑)」と笑顔を見せながら映画と音楽の仕上がりに自信をのぞかせると 、渡辺さんは「感想をいっぱいハッシュタグつけて呟いてくれると、我らの侵略がサクサクと進むであります!」と観客へ呼びかけました。

イベントの締めくくりには、あのさんの提案により、ano & 粗品による「また帰ってきたケロッ!とマーチ」のフル尺がサプライズで初披露される一幕も。会場が一体となった大きな歓声と手拍子のなか、16年ぶりの帰還を祝う熱狂のイベントは幕を閉じました。

変わらない小隊の絆と、新たなクリエイター・アーティスト陣がもたらす予測不能な化学反応。スクリーンで巻き起こる最大スケールの大騒動を、ぜひ劇場で見届けて!

文・構成 にしおあおい(シネマピープルプレス


作品情報


【ストーリー】
侵略なんて何のその、怠惰な日々を送るケロロ小隊一行。
そんなある日。渋谷で謎の妖怪たちが大発生!?
さらにそこから全国津々浦々で摩訶不思議な現象が勃発する。
ゆく先々で遭遇する謎の文字、そして暗躍する“天才発明家”の影。
新たな侵略者に危機感を覚えたケロロ小隊が、侵略者のプライドをかけて立ち上がる!
そこに現れるケロン人の兄弟「アルル」と「デルル」はいったい何者なのか――
『ケロロ軍曹』史上最強の敵に、最大スケールの戦いと驚きがこの夏幕を開ける!

【キャスト】
ケロロ軍曹:渡辺久美子 タママ二等兵:小桜エツコ ギロロ伍長:中田譲治 クルル曹長:子安武人 ドロロ兵長:草尾 毅
日向冬樹:桑島法子 日向夏美:斎藤千和 日向 秋:平松晶子
西澤桃華:池澤春菜 サブロー:石田 彰 東谷小雪:広橋 涼 アンゴル=モア:能登麻美子
佐藤景瑚(JO1) 八木勇征(FANTASTICS) スザンヌ 渡辺莉奈(日向坂46)
関智一 花江夏樹 山寺宏一
ジェシー(SixTONES) あの 粗品 長谷川忍(シソンヌ)

【スタッフ】
原作:吉崎観音『ケロロ軍曹』(KADOKAWA刊)
脚本・総監督:福田雄一 監督:追崎史敏
キャラクターデザイン・総作画監督:小池智史 色彩設計:𠮷村智恵 美術監督:河合泰利
3DCG監督:大矢和也 撮影監督:荻原猛夫 編集:齋藤朱里 音響監督:鶴岡陽太 音楽:瀬川英史
主題歌:ano「貸しっぱなしデスティニー」
オープニング曲:ano & 粗品「また帰ってきたケロッ!とマーチ」
制作:BN Pictures
配給:KADOKAWA、バンダイナムコフィルムワークス
©吉崎観音/KADOKAWA・劇場版ケロロ軍曹製作委員会

公式サイト:https://www.bn-pictures.co.jp/keroro-anime/movie/
アニメ公式X:@keroro_anime

6月26日(金)全国公開!

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