第58回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 クリスタル・グローブ・コンペティション部門出品作
吉田修一の同名小説を江口のりこ主演で森ガキ侑大監督が映画化した『愛に乱暴』
現在公開中の『お母さんが一緒』『もしも徳川家康が総理大臣になったら』をはじめ、8月9日からは『ブルーピリオド』の公開も控える江口のりこ。唯一無二の存在感とユニークで高い演技力を持つ彼女が、なんとも特筆しがたい怪演をみせるのが、今回紹介する『愛に乱暴』です。
原作は『悪人』『怒り』『湖の女たち』など多くの作品が映画化されてきた吉田修一が、愛が孕(はら)むいびつな衝動と暴走を描きだした同名小説。監督は『おじいちゃん、死んじゃったって。』『さんかく窓の外側は夜』など話題作を次々と手掛ける森ガキ侑大が務め、映像化は難しいと思われた原作小説を繊細にアレンジ、フィルムを使って主人公の背後からまとわり付くようなカメラワークで、息もつかせぬ緊迫感に包まれた見事なヒューマンサスペンスに仕立てあげています。
徐々に平穏を失っていく“妻”桃子を怪演した江口のりこをはじめ、家庭生活を送りながらも心は常にどこか違う場所にある“夫”を演じた小泉孝太郎、一人息子を常に気に掛ける“母親”に風吹ジュン、夫の“愛人”に馬場ふみかなど個性豊かな俳優陣がみせる演技も見どころ。
8月30日（金）よりミッドランドスクエア シネマで全国公開される『愛に乱暴』の公開を記念して、同劇場で行われる特別試写会にシネピーの読者2組4名様をご招待。応募の詳細は下記をご参照下さい。
『愛に乱暴』特別試写会 in 名古屋
『愛に乱暴』の公開を記念してミッドランドスクエア シネマで行われる特別試写会にシネピーの読者2組4名様をご招待！
『愛に乱暴』特別試写会 in 名古屋
開催日時 ８月２１日(水) 開場 18：15／開演18：30〈本編105分〉
会 場 ミッドランドスクエア シネマ（ミッドランドスクエア商業棟５階）
応募締切 ８月１０日(土)
■ 応募方法
1. シネマピープルプレス公式Twitterアカウント（@cinemarest1103）をフォローの上、対象の投稿をリポスト。
2.対象のツイートに映画『愛に乱暴』の予告を観ての期待コメントを #愛に乱暴 のタグをつけお寄せ下さい。今回の試写会は名古屋開催になりますので、試写会当日に名古屋まで来られる方（交通費は自費になりますのであらかじめご了承下さい）。リポストのみだとわかりずらいため、ぜひコメントで「行けるよ~」「絶対観たい！」などのアピールをお願いします。今回は、アピールしていただいた方優先で当選者を決めさせていただきます。
推奨タグ #愛に乱暴 #シネピー感想投稿 など
※ お寄せいただいたコメントは、紹介記事の中でご紹介させていただく場合もあります。
作品紹介
夫の実家の敷地内に建つ“はなれ”で暮らす桃子は、結婚して８年になる。義母から受ける微量のストレスや夫の無関心を振り払うように、センスのある装い、手の込んだ献立などいわゆる「丁寧な暮らし」に勤しみ毎日を充実させていた。そんな桃子の周囲で不穏な出来事が起こり始める。近隣のゴミ捨て場で相次ぐ不審火、愛猫の失踪、不気味な不倫アカウント…。平穏だったはずの日常は少しずつ乱れ始め、やがて追い詰められた桃子は、いつしか床下への異常な執着を募らせていく。
作品名：『愛に乱暴』 出演：江口のりこ 小泉孝太郎 馬場ふみか 水間ロン 青木柚 斉藤陽一郎 梅沢昌代 西本竜樹 堀井新太 岩瀬亮 風吹ジュン 原作：吉田修一『愛に乱暴』（新潮文庫刊） 監督・脚本：森ガキ侑大 脚本：山﨑佐保子、鈴木史子 音楽：岩代太郎 配給：東京テアトル ©2013 吉田修一／新潮社 ©2024 「愛に乱暴」製作委員会 公式サイト：www.ainiranbou.com 公式X： @ainiranbou
