黒澤明の名作がロンドンを舞台によみがえる!
黒澤明の不朽の名作『生きる』(1952年)が、第二次世界大戦後のロンドンを舞台に蘇る。小説「日の名残り」、「わたしを離さないで」などで知られるノーベル賞作家カズオ・イシグロは、若かりし頃にこの黒澤映画に衝撃を受け、映画が持つそのメッセージに影響されて生きてきたと語る。そんな彼が脚本を手掛け、この鬱屈した時代に新しい『生きる』を誕生させました。監督は2011年に『Beauty』(原題)でカンヌ国際映画祭のクィア・パルムを受賞したオリヴァー・ハーマナス。『ラブ・アクチュアリー』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどに出演しているイギリスの名優ビル・ナイが主演を務め、本年度のオスカー候補の1本と言われている。70年の時を経てもなお色褪せることのない映画『生きる LIVING』のメッセージを、ぜひスクリーンでお楽しみ下さい。
主演のビル・ナイってこんな人
余命を宣告され新しい一歩を踏み出す主人公、ミスター・ウィリアムズを演じるのは、数多くの舞台や映画で賞を受賞しているイギリスの俳優ビル・ナイ。
1949年、イギリス・ケーターハム生まれ。舞台俳優としてキャリアをスタート。デヴィッド・ヘアーの戯曲「Skylight」など数多くの舞台に立ち、01年ジョー・ペンホールの戯曲「Blue/Orange」では、英オリビエ賞主演男優賞にノミネート。テレビドラマや映画にも多数出演。
中でも、2003年に大ヒットしたリチャード・カーティス監督の『ラブ・アクチュアリー』で老いたロックスターをチャーミングかつ魅力的に演じ、英国アカデミー賞助演男優賞を受賞。日本でも注目を集める。
映画での代表作として、『スティル・クレイジー』、『アンダーワールド』シリーズ、『ナイロビの蜂』、『あるスキャンダルの覚え書き』、大ヒット作『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで演じたデイヴィ・ジョーンズでも深い印象を残す。ほか『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』にも出演。『パイレーツ・ロック』、『マリーゴールド・ホテル』シリーズ、『パレードへようこそ』、リチャード・カーティス監督と組んだ『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』、『マイ・ブックショップ』、『名探偵ピカチュウ』がある。
『ニューヨーク 親切なロシア料理店』では製作総指揮も務めました。近作は、ジョニー・デップ主演の『MINAMATA―ミナマタ―』
名古屋試写会に5組10名様をご招待
シネピーでは、3月31日公開される『生きる LIVING』の名古屋試写会(3月24日実施)に5組10名様をご招待!ぜひ話題の作品をスクリーンでお楽しみ下さい。
■ 『生きる LIVING』名古屋試写会詳細
作品:『生きる LIVING』
日時:3月24日(金)
時間:開場18時45分 開映19時00分
場所:名古屋東宝試写室
人数:5組10名様
応募方法
1. シネマピープルプレス公式Twitterアカウント(@cinemarest1103)をフォローの上、対象の投稿をリツイート。
\フォロー&RTで試写会ご招待/#ビル・ナイ 主演
『生きる LIVING』の
名古屋試写会に
5組10名様を抽選でご招待!#生きるLIVING #黒澤明 #カズオ・イシグロ<応募方法>
① @cinemarest1103
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② 投稿をRT
③ 参加表明をリプで締切 3/15
▼ 応募方法https://t.co/43wVDzrh63 pic.twitter.com/AevNChNuXG
— 映画情報サイト シネマ ピープルプレス (@cinemarest1103) March 7, 2023
2. インスタのエントリー方法は https://www.instagram.com/cinema_people_press をフォローしていただき、コメントをお願いします。当選の方にはメッセージをおおくりします。
※ 応募の際に、『生きる LIVING』への期待コメントや作品への熱い思いなど #シネピー #生きるLIVING のタグをつけてコメントをお寄せいただけると嬉しいです。また、今回、名古屋市内で行われる試写会なので、当日お越しいただける方(交通費は自費となります)へ当選させていただきますので、ぜひリプか引用RTで「絶対行ける!」「近県だから行けます!」「ひとりだけど参加したい!」といった参加表明をしていただけると助かります。
推奨タグ #シネピー #生きるLIVING など
■ 抽選
当選者は、期間中にご応募いただいた方の中から、厳正な抽選により決定いたします。
■ 締切 3月15日(水)
『生きる LIVING』は3月31日(金)よりミッドランドスクエア シネマ他にて全国東宝系にてロードショー
作品紹介
1953年。復興途上のロンドン。公務員のウィリアムズ(ビル・ナイ)は、いわゆる“お堅い”英国紳士。毎日、同じ列車の同じ車両で通勤し、役所の市民課に勤める彼は、部下に煙たがられながらも事務処理に追われる毎日を送っています。家では孤独を感じ、自分の人生を空虚で無意味なものだと感じることも。そんなある日、彼は医者から癌であることを宣告され、余命半年であることを知ってしまいます。歯車でしかなかった日々に別れを告げ、自分の人生を見つめ直し始めるウィリアムズ。かつて彼の下で働いていたマーガレット(エイミー・ルー・ウッド)に再会した彼は、彼女とささやかな時間を過ごすうちに、新しい一歩を踏み出すことを決意。その一歩は、やがて無関心だったまわりの人々をも変えることになるのでした。
作品名:『生きる LIVING』 監督:オリヴァー・ハーマナス 脚本:カズオ・イシグロ 原作:黒澤明監督作品『生きる』 出演:ビル・ナイ/エイミー・ルー・ウッド/ アレックス・シャープ/トム・バーク 配給:東宝 公式サイト:https://ikiru-living-movie.jp/ 公式Twitter @ikiru_living ©Number 9 Films Living Limited